SAUNA グリンピア
温浴施設 - 高知県 高知市
温浴施設 - 高知県 高知市
高知旅3日目
サウナ不毛地帯(ぽちん調べ)の高知において、昨年突如出現した当該施設は、またたく間に高知県内のトップサウナに君臨するに飽き足らず、その名を全国に轟かせ始めている。
#施設外観
イケてるロゴの印象から、てっきり小綺麗で都会的な施設と勝手にイメージしていた。
ところがどうだ。いざ訪問してみると、それは「倉庫」と呼ぶにふさわしい建物を改造して作られている。
初訪時に「本当にここなのか…?」と感じるのは私だけではないはずだ。
しかし、その後私はサウナとしての確かな完成度を実感することとなる。
#サウナ
照明は入口の間接照明ひとつのみ。壁面も真っ黒に塗装されておりかなり暗いつくり。聞けば、この照明ひとつもオーナーが複数取り寄せて吟味したものだというから、細部へのこだわりがうかがえる。
サウナストーンのそばにはじょうろが置かれており、6分に一度セルフロウリュを行うことができる。温度はそれなりにあるはずだが、湿度が確保されているおかげかまったく苦しくない。おそらくは天井の高さなども相当吟味されていると思われる。ただの四角い部屋のようでいて、湿度の循環が理想的なのだ。
#水風呂
広さ、深さともに文句ない水風呂がサ室のすぐそばにたたえられている。
14度に冷やされた水風呂に大の字で入れば、それだけで昇天してしまいそうだ。
#休憩スペース
敷地の大半が休憩スペースとなっている。横になれる方が好みなのでコットを選択。あれよあれよと深いととのいに至った。
無料で利用できる飲用ウォーターサーバは冷水と常温が選択できる仕様。さらに約4度に管理された水槽があり、冷やしタオルを作ることもできるなど、マニアックなニーズも押さえてある。
屋外には足を上げて寝転がれるすのこを利用した「ととの縁側」が新設されていた。身長170cm少々の私の頭が飛び出る程度だったのでもう少し広くスペースを取ってほしいとは思ったが、趣向自体は非常に面白い。
#総評
Twitterで発信される情報を見ていると、日々進化している施設だということがよく分かる。ここに書いた情報もどんどんアップデートされていくことだろう。
受付の方によれば、最近はわざわざ関東から来る客も少なくないのだとか。地域を超えた新たな専門施設としてのムーブメントを体感できたことに非常に満足している。今後高知市内を訪れる機会があればまず外せない施設との邂逅となった。
帰路につく私の着用するTシャツの胸には「°GREMPIA」の文字が輝いていた。
サウナ:7分 → 8分 → 9分
水風呂:30秒 × 3
休憩:10分 × 3
合計:3セット
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