壬生温泉はなの湯
温浴施設 - 京都府 京都市
温浴施設 - 京都府 京都市
サウナ:6分 → 8分 → 8分
水風呂:1分 × 3
休憩:10分 × 3
合計:3セット
一言:
先日のなにけんで血管が躍動する激しいととのいを得てから、あの感覚をもう一度味わいたいという気持ちがすごく強い。
自分では要因を、①長い時間をかけて温めること、②熱い空気を吸い込み体の内側を温めること、だと分析している。
そういえば井上勝正氏も、胸を開いて姿勢を良くすることで血流が滞らないようにしつつ、肺に蒸気を入れることを説いておられたように思う。
そういうわけで、ロウリュはないものの、普段より少し姿勢良く座り、深呼吸を意識しながら体を温めてみた。
さすがにあのととのいには遠く及ばないものの、いい感覚は得られた。湿度高めのサウナや、セルフロウリュができるサウナであればかなり効果は高そうだ。
ただ、15分20分と入るというのはなかなか厳しい。熱波師の口上やパフォーマンスがあるおかげで、いつもなら音を上げる時間よりもはるかに長く入っていられる。パネッパの長い口上には意味があると思うな。そういうコンテンツがなくても、自分で集中してじっくり蒸すことができればいいんだけど、気持ち的には結構早めにギブアップしてしまう。サ室を出た瞬間に、「いや、まだ生焼けだったかな」と思うこともしばしばあるので、自分もまだまだ修行が足りないな、と思う。
そういえば前回訪問時に故障となっていた「良い方」のデッキチェアーが復活していた。補修跡がなかったので、新調したのかもしれない。このあたりは対応が早くありがたいなと思う。
しかしながら、浴室・サ室内での会話に関しては一向に改善される気配がない。特に今日はひどかった。最近出入りしたどんな店よりもうるさいし、ひと組そういう集団がいると他の集団のボリュームも上がり環境としては最悪になっていく。
以前も書いたが、当該施設では先般より浴室・サ室内での会話を控えるようにとの名目で、ポスターを新調して以前よりも数多く配置している。黙浴の環境を期待する自分としては、この動きは支持したいところだ。
しかしながら、それだけだ。スタッフが近くにきても、見て見ぬふり。この状況を異常とも思っていない。果たしてこの施設が「お願い」する黙浴像とはこの程度のものなのか。
今や、黙浴は単なる注意喚起だけでなくひとつの価値であり、これを謳うことはプロモーションなのである。標榜するからにはそこには期待も生まれるし、その期待に応える責任が生じるのではなかろうか。
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