海藻、よもぎ、枇杷蒸し:15分 × 3
水風呂:1分 × 1
合計:1セット

一言:
【「測る」瀬戸内旅②】
広島市内を6時前に立って、福山まで移動。
先日クリア出来なかった某鬱ロボットアニメの聖地巡礼の続きをして、仙酔島へ。風光明媚な景色にシャッターを何度も。そこかしこが聖地の様に思えてくる。
ここも前回訪ねた際は改装のため入れなかったので、リベンジということになる。

貸与されるタオル大小1枚ずつ、ポロシャツ、ハーフパンツを装備して、外の江戸風呂のスペースへ。
入る順序を説明されていたので、好きな順で入っていいと注釈されたが律儀に従う事に。
まず1つ目の蒸し湯、海藻蒸し。温度が低い事は承知の上であったが、岩盤浴よりも低温。確かにサウナ目的だと拍子抜けかも。しかし、薪を焚いて熱を籠もらせるスタイルは石風呂に範を取るもので、燻されている感じは相当。

海藻蒸しを出ると次は海水風呂で、浮遊感を味わいながら温まる。
続いてよもぎ蒸し。ノートはこちらの方が重め。早起きしていたのもあり、今にも眠ってしまいそうな温度。
その後は天然の巨大水風呂……というか、海。簡易な出入り口からそのまま浜辺に飛び出せる仕様。しかも、その浜辺というのが先程自分でも写真を撮っていた浜なので、観光客が記念撮影などしているところに濡れ鼠の利用者が出てくることになる。
記念撮影の後ろを走り抜けて海に飛び込んでいくと、観光客と思しき家族連れが怪訝な表情で見つめている。どこから出てきたんだコイツ……?という顔。
扉と湯気に気づいたのか「サウナがあるんですか?」と尋ねられ、まあ、そんな感じですと返答。客観的に見て、この真冬に着衣のまま海水浴をしている人間の方が活き活きしてるというのはあまり無い状況だと思う。「寒くないんですか?」との問いには、寒いですよと本音が出る。

砂を落とし、変わり湯に入ってから最後の枇杷蒸し。ここまでの流れで身体が少しずつ暖かくなり、なかなか汗ばむまでいかなかったのが発汗を覚えるように。やはり、薬効があるのだろうか。

これが江戸風呂の1セットなのだが、恐らくしっかり入ろうと思うのなら2セットはすべきと感じた。説明書きは正直胡散臭く思われるが、瀬戸内には古来石風呂が多数点在していたと聞くし、今では希少になったプリミティブなサウナ体験が出来るのは良いのではないかと。説明書きにもあったが、寒くても冬に来て海に入るのが最終的には一番温まるように思われた。昔の人の身体はこうやって鍛えられていたのかなとか、日本式スモークサウナの原型はこれなのかなと考えたり。瀬戸内、まだまだ奥が深いなと感じました。

ラピン・クル太 a.k.a.ちゃうおじさんの江戸風呂のサ活写真
ラピン・クル太 a.k.a.ちゃうおじさんの江戸風呂のサ活写真
ラピン・クル太 a.k.a.ちゃうおじさんの江戸風呂のサ活写真
ラピン・クル太 a.k.a.ちゃうおじさんの江戸風呂のサ活写真

海老天丼

テイクアウトのみ。丁寧な作りの天ぷらを丼で。海老はプリプリだし、ご飯は頼んでもないのに大盛り(笑)

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