かやぶきの館
ホテル・旅館 - 長野県 上伊那郡辰野町
ホテル・旅館 - 長野県 上伊那郡辰野町
サウナ:10分 × 3
水風呂:1.5分 × 3
休憩:10分 × 3
合計:3セット
☑️風の谷の日本旅館♨️
「私が、わたしに、かえる場所。」
「かやぶきの館」のキャッチコピーである。市街地から想像以上に奥に分け行った場所にそれは佇んでいた。
今日から連休である私は、いつもの理髪店で店主の軽快なはさみ捌きを受けていた✂
「昔はここのすぐ近くに天然温泉の入浴施設があったんだけどね~」
店主も足繁く通っていたが、徐々にお湯が細くなり、沸かし湯に変わった後、閉店してしまったそうだ。空いていてとてもお気に入りだったとのこと。今は無き松本駅前にあったサウナ施設の話しなどもしてくれた。
「お風呂やサウナはお金があまりかからなくて良い趣味だよね~」
私もそれには激しく同意できる。フィリピンパブにハマって会社のお金に手を出してしまった知り合いの話しもしてくれた💣店主に礼を言い、南へとアクセルを踏んだ。
国道153号を通るのは4度目。「かやぶきの館」の看板はその度に目にしていた。13時過ぎに到着。その名に嘘偽りの無いかやぶき屋根が絶大な存在感であった。
受付横の券売機で500円のチケットを購入する。先に食事処で軍鶏の親子丼をいただく。山々を眺めながらの自然調味料も加味されていたことは間違いないであろう。
別館への長い通路を歩いていく。貴重品はコインロッカーを使用する。脱衣場にはカゴのみが置いてあるのだ。
浴場へ入るとおひとり湯船で瞑想中。そして何より静かである。湯口から流れ落ちるお湯の音しか聞こえない。正面のガラス窓からは庭園の葉を1枚も付けていない木々が青空をバックにそびえ立っていた🌳
18ある洗い場とマグネシウムの湯・薬草湯・ハーブ湯・水風呂が決して広くはないものの、コンパクトに配置されている♨️
湯船で温めてからのフィンランドサウナ🔥100℃のカラカラ系でむせそうになるが、すぐに順応した。来年1月に閉店が決まっている豊橋の「サウナオーギ」を彷彿させる。上段・下段で4名ずつが定員であろう。砂時計が壁に4つも設置されていた。
水風呂は体感で17℃ほど🌊地下水なので水質も抜群である🤤内気浴用にイスが2脚。木々を飛び回っている野鳥たちを眺めながら、気が付くと私も瞑想していた💣
ぬるめのハーブの湯と熱めの薬草湯♨️それぞれほのかに香りが漂う。静寂感に包まれながら・・・
サウナは3セット、ほぼ貸切で15時過ぎまで心の底からゆっくりできた🤤土日はこうもいかないだろうが・・・
またひとつ、無くなって欲しくない場所を見つけた日であった。
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら