2020.12.11 登録
[ 千葉県 ]
ここは2016年に閉業したグランローザ潮の湯の跡地に同年オープンした施設です。北海道に本社があり蘇我にも系列店があります。
余談ですが潮の湯で当時行われてたロウリュに衝撃を受けた神奈川の某熱波師がその後の自身のロウリュスタイルをここで確立させたとの噂が。
本日は熱波師のレジェンドゆうさんが岩盤浴エリアの「炉」と呼ばれる部屋で行うロウリュイベントの開催日。この部屋は中央にikiストーブが鎮座しており八角形の造りで岩盤浴というよりはサウナ室そのもの。温度は80℃もあり、岩盤浴と呼ぶには首を傾げてしまうほどだ。
30分前に札を受け取り5分前に入室がルール。湿度もかなりあるので開始前に軽く汗が滴り落ちるほどの熱さ。
追っかけの人も何名かいてレジェンドゆうさんに促されて開始早々立たされるのはお約束なんでしょうか?熱さに耐性があると認められているんでしょうね。
ikiストーブのロウリュによる蒸気の熱さは流石としか言いようがなく上段に立っている人から悲鳴にも似た声が響き渡る。循環時にはその声はさらに大きくなるほど。
彼女には溜まった熱の場所が見えるのか循環がお上手。一人一人の顔色を見ながら熱波の強弱を変えているようだ。これまで培った経験が為せる技なのだろう。
そもそも開始から終了までファーストからサードまでのプログラムで構成されたロウリュイベントは約30分という長さ。熱さに耐性がある人でも完走は大変そうだ。
という私はサードの途中で退出し最後までは完走できず。もう少し粘れば良かったと後悔があったので来週の今年最後のイベントはぜひ完走したいところ。
[ 千葉県 ]
内湯から立ち昇る湯けむりの向こうにこれまで通い続けた湯の郷の思い出を見る。
5年前程前から湯治目的で通い始めた時も同じような景色だった。2年前にサウナに目覚めてからテレビでロウリュの存在を知り、慣れ親しんだここで初めてロウリュを受けることにした。
当時はスタッフ2名による人力ロウリュで休日ともなればどの回も満室になるほどだった。室内の一体感が凄かったのを今でも覚えている。ウェルビー栄にも引けを取らない巨大なロッキーサウナにアロマを注ぎ団扇で循環させる。参加者の「熱い!」という声がこだました。私もその一人だった。団扇によるアウフグースを2セットとおかわりの計3セットを訪問するたびに堪能していた。
慣れとは恐ろしいものであれから様々な施設でロウリュを受け続けた結果いつしか物足りないと思うようになってしまった。ただあの空気感が好きで時々参加するようにしていた。
今年に入って間もなくだったかスタッフによるロウリュはなくなりオートロウリュだけに切り替わってしまった。スタッフの労力や人件費の削減のためか詳しいことはわからない。一抹の寂しさだけが心に残りしばらく行かない日々が続くこととなった。
少し前からまた訪問を再開した。スタッフのロウリュはなくなってもサ室の大窓から見える外の景色をボーッと眺めたり人が少ない時に露天の竹製のベンチに寝っ転がって空を眺めるのが恋しくなったのだ。
体を清めてサウナに向かった矢先、サ室前のガラスに貼ってあった告知ポスターに目をやると「サ活応援キャンペーン」の文字が。正直目を疑った。失礼な話だがサウナイキタイを知ってるような施設にはとても思えなかったからだ。
サウナ94℃、水風呂17℃やサウナハットの販売の文字に心が躍った。これ以上に熱いサウナや冷たい水風呂はいくらでもある。しかしこの施設でこの設定にチャレンジしたことに意味があると思った。
出来る限り訪問して記念にサウナハットも購入した。イベントの継続をアンケートで懇願したりもした。あんなに能動的にアンケートを書いたことが今まで一度でもあっただろうか…。
イベントはもう終わってしまったが本日は軽めに12分を3セット。湿度が高めに保たれて発汗がよく気持ちよかった。いつもと変わらない湯の郷。最後は露天の壺湯に浸かりながら空を眺めて締めました。
これからもお世話になります。
男
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。