伊丹

2020.12.23

1回目の訪問

「長久手に温泉なんかあったの?」


それが長年の地元民の衝撃。
まさか温泉不毛の地といわれた愛知…。
それも聞くところによるとかけ流し温泉とは。




ここ長久手市は2005年愛・地球博(日本国際博覧会)が開催されたことを皮切りに、都市部へのベッドタウンとして最近都市開発が積極的にされており、全国でも住人の平均年齢が38歳前後と若者の移住が多いという。



平日の夕方に行ってみたのだが、客層を眺めるとご老人が多い。
おそらく土日だと若者が多く来るのだろう。
漫画コーナーの広大さや充実ぶりから学生の溜まり場になっているのは容易に想像できる。




施設には浴場と岩盤浴があり、岩盤浴は別料金。
男湯と女湯はたびたび入れ替えており男湯は1階か2階かは行ってみないとわからない。私が行ったときは1階だった。
サウナ室の間取りなどは同じ。


サウナ室は3段の雛段となっており、こういう情勢ということでサウナマットを間引いており、20名ほど入れる広さのサウナ室を12名ほどで回している。

室温は80℃~90℃ほどで、当然3段目は高温になる。
2段目のサウナストーブ付近も中々の熱波。
湿度自体は低めでカラッとしておりしばらくすると玉のような汗が出てくる。
入っていると垂れ流されているNHKのTV音声は遠くに聞こえるようになり自分との戦いになる。私は10分でギブアップ。




水風呂は15℃~17℃前後とキンキンといってもいいくらいには冷えている。
浴槽は2~3人でいっぱいだろうか。

この水が循環ろ過水のようで、出た後外気浴をしていると、体から滴り落ちる水からはカルキや消毒薬品の匂いがかすかにするため、気分は萎える。
外気浴する場合は水風呂から出た後サウナ横のシャワーを浴びることを推奨。

ととのいスペースは豊富で、屋内や屋外にもベンチやイスが多数用意されている。
水風呂から出てととのいスペース難民になるのはなんとも切ない気持ちになるので、ここは非常にいい。



また、源泉かけ流し湯船や、非常に泡付きの良い強炭酸湯舟など、温泉好きの私も非常に満足できた。
とりわけ、強炭酸湯舟は温度が37℃前後とぬるめで、長く入っていられるためお気に入りだ。



【総評】
全体的に見て、サウナーとして特別な設備があるわけでもないし、わざわざ県外から来るほどの魅力はないが、地元の私がこれからも通いたいと思わせる安心できる清潔な良いサウナ施設だ。

余談だが、2Fの漫画コーナーが品揃えがヘタな満喫並みに充実しているため、なかなか楽しませてくれる。

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