蟹ダンディ

2019.06.05

1回目の訪問

『ホーム』とは何か。

アウェイ、ビジターに対してホーム、言うまでもなく球場に限らず本拠地の意であろう。
ここをご覧になる皆さんにもホームサウナがあるだろう。サウナ施設、銭湯、スパ銭、仕様は様々だろうが家や職場から近いとか帰り道沿いだとか理由も色々あるだろう。

都会ではジムも複数利用する猛者がいるとか。そのレベルや24時間やってるとか色々選択肢があるのはジムに限らず都会のなせる業だろう。そう言ってる当地にも全国展開している24時間営業のジムが今月オープンすると言う。こじんまりとした施設で駐車場も少ないようだし、車社会の田舎でどこまで需要があるのか見ものだ。

今日、俺は『ホームジム』に別れを告げてきた。別に件の24時間営業店が出来てそこに移籍しようという訳ではない。ただ単にこの1年で4,5回しか行けてないと言う事実に基づき退会を決意したまでだ。
仕事をサボってジムへ。車で10分もかからない距離ですら行けない、行かないのは都会の人には贅沢か。受付に行き、手続きをしようとしたが、よく考えたらまだ会員だ。聞くと今日申請しても今月いっぱいは会員らしい。ジム用のバッグではないのでシューズなどが無く、運動は出来ない(しない)が、常にタオルは持ち歩いてるので風呂はイケる。最後の想い出とばかりに普通に入館し、ロッカーから風呂へ直行、軽くシャワーを浴びて身体を拭きサウナへ。夕方前にも関わらず平均年齢70超えか、ジジイの坩堝だった。

ラストダンス、と思って久し振りに入った表示92℃のサウナは記憶よりは温く、5分用の砂時計は1.5往復した。1セットだけ、と決めていたし(そもそも仕事中)サウナ室を出て水風呂へ。冬場は特に冷たかったそれもまた温く、先浴していたジジイが俺よりも長くいるくらい温い。よく見ても19℃。

記憶とは曖昧だ。好きだった女には綺麗なままでいて欲しい。しかし同窓会で見た彼女にはその面影の欠片もなかった、みたいなものか。
マット無しのサウナのベンチには幾多のジジイの汗が沁み、臭いもある。ベタベタで入ってくる奴や喋り続けるジジイなど様々な登場人物がいたが、そいつらを見てイライラする事ももうない。温い水風呂から出て、扇風機の風を浴びながらそう思った。周りにはジジイしかいなかった。ゾンビかよ。ホントに好きだったんだけどなー

件の24時間営業のジムには風呂がない。もちろんサウナもない。それもあるし入会する事は多分ない。従って俺の健康問題とサウナ不足問題は何の解決もみないままだ。せめて今月いっぱいは何度かイキタイものだ。

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他3件のコメントを表示
2019.06.05 22:10
1
蟹ダンディ 蟹ダンディさんに37ギフトントゥ

2019.06.05 22:13
1
本郷さん!俺もOBになったわ!笑笑
2019.06.05 22:36
1
蟹ダンディ 蟹ダンディさんに37ギフトントゥ

2019.06.05 22:58
1
蟹ダンディ 蟹ダンディさんに37ギフトントゥ

otk
2019.06.05 23:00
1
蟹ダンディ 蟹ダンディさんに37ギフトントゥ

蟹ダンディ 蟹ダンディさんに5ギフトントゥ

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