黒部・宇奈月温泉 やまのは
ホテル・旅館 - 富山県 黒部市
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旅サウナ北陸編2 最高の景色と共に
前日のバーデン明日を出て親孝行も済ませ、付き合ってくれた妻の保養も兼ねて宇奈月温泉でもう一泊。選んだのはORIX HOTELS & RESORTSが運営するやまのは。首都圏の旅館好きなら芦ノ湖はなおりの運営会社と言えば分かるのではないだろうか。
2019年にリニューアルされたばかりの建物は外観はそれなりの年季を感じるものの、内装は奇麗でモダン。宿泊したのは本館のスタンダードツイン(川側)。部屋もすっきりまとまっており清潔・快適。夕飯に飲み放題をつければ九平治、新正、羽根屋と珠玉の日本酒も飲み放題、旅館としては値段以上の価値があると思う。
温泉は2か所の入れ替え制。チェックイン後は男性が大黒部でドライサウナ付き。サウナは2段で現在の定員は4名。かなりの大型旅館でこの日は満室だと思うが、サウナ目的の人はほぼ居ないのか、サウナは空いており定員に達することもなかった。温度は81℃ほど、温度は高くないが汗はしっかり出る。水風呂に温度計はないが、水質チェックに来た係員の装置をチラ見したところ22℃と表示されていた。ずっと入っていられる温度で、これはこれで気持ちいい。少し問題になるのが休憩場所。この浴室はとにかくフラットで段差がなく、椅子も用意されていない。腰かけられるところは浴槽の縁ぐらいだが、そこに腰かけると足がお湯につかり冷えはいまいち。露天からの峡谷の眺めは最高なのに少しもったいない感じ。いろいろなところに寄りかかったりお尻をひっかけたりしてみたが、いまいちここ!という場所を見つけられなかった。
深夜で男女入れ替えになり、朝は男性が棚湯。棚田のような段差付きの大きな露天風呂がある浴室で、ミストサウナが設置されている。このミストサウナはひたちなかの阿字ヶ浦温泉のぞみで一度経験したナノミストサウナ。ミスト感が少なく、室温の高さを感じるタイプ。棚湯のナノミストサウナも室温40℃の割には熱気を感じる。湿度の高さから汗も出るし、時間とともに脈も上がる。こちらの浴室には水風呂は無いので、掛け湯をしたのち水滴を拭かず、露天の棚湯へ。段差が多いので腰かける場所は豊富にあり、やまびこ橋の絶景を見ながら峡谷を渡る風に吹かれればいい感じに冷えて気持ちいい。
大黒部はドライサウナがあるが休憩(外気浴)に難があり、棚湯はナノミストサウナがあるが水風呂がないなど、私のようなテンプレサウナーは難しさを感じる施設だが、温泉としては露天風呂のお湯といい景色といい文句ないレベルなので、温泉として楽しむには高得点である。なお、妻は大黒部の露天の床に座って外気浴をしてきもち良かったと言っていた・・・・強い。
男
女
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