鳥海温泉保養センターあぽん西浜
温浴施設 - 山形県 飽海郡遊佐町
温浴施設 - 山形県 飽海郡遊佐町
誰が言ったか「東北のニューウイング」と名付けられたあぽん西浜。その実力を確かめるべくサウナをはしごした。
ここの近くは数十年来何度も通り過ぎているが、立ち寄るのは初めて。
浴室内に入るとそこはかとなく香るイソジン臭。イソジンが苦手な自分としてはこの段階でやっちまった感満々。消毒きつ過ぎるなあとこの段階では思っていた。
サウナ前にまずは温泉。内湯に入ってみるとなかなか熱め。サウナ前の準備運動にはもってこいの温度だ。
そしていざサウナ室へ。温度は94度の程々ながら、本家本元のニューウイングよろしく熱がすごい。湿度がかなり高めですぐに発汗した。しかしそれ以上に浴室よりも強烈なイソジン臭がこたえた。熱で苦しくなって深呼吸するも今度はイソジン臭が鼻と喉に襲いかかる。熱と臭いのダブルパンチでひたすら耐える7分間だった。
忍耐の7分間を越えて、ようやく水風呂の時間が来た。水温は体感15度台のベストコンディション。しかも広さ深さともに十分で身体をくまなく冷やせた。このくらいの水風呂がデフォルトになってくれればなあ。
休憩スペースは浴室内にベンチとデッキベンチ。露天にはベンチのみ。室内派としては嬉しいが、やはり気になるのは浴室内のイソジン臭。ととのいに向けて深呼吸しようにもどうしても気になる。
気を取り直して源泉掛け流しの露天風呂に入る。そこは見るからに濃厚そうな泉質の形相の湯船だった。いざ入ってみると鼻をつくような形容し難い異臭がした。
その後もう1セットサウナに入ったところ、不思議とイソジン臭が薄くなっていた。鼻が慣れてきたのだろうか。休憩は外にして、もう一度源泉に怖いもの見たさに入って上がることにした。
泉質が気になったので、脱衣所の泉質調査表を見ると、ヨウ素-ナトリウム-塩化物泉とあった。消毒にも使っているかもしれないが、あのイソジン臭は源泉のせいだったのか。道理で2セット目で臭いがしなくなった訳だ。
もはやサウナがメインか温泉がメインかわからなくなったところでおしまいおしまい。
サウナ:7分
水風呂:3分
休憩:5分
×2セット
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら