2024.08.20

1回目の訪問

【まさに呼吸の間】'24-08-20③
函館旅のメインディッシュ「知内温泉 呼吸の間」

函館から車で1時間。この旅は家族優先。隙間時間にサウナを差し込んだが、知内温泉だけは強引に家族を巻き込んだ。

パブリックの時間帯で予約したものの、流石お盆明け直後、家族3人で貸し切り状態で入れた。

館内温泉の脱衣所で着替え。の前に身体を洗い温泉に浸かる。浴室内は湯により形作られたのか、床が脈打つような神秘的な模様に開湯800年の歴史を感じる。水着に着替え、ポンチョで屋外のサウナまで移動。

サウナは自然と調和しており建築物として美しい。情報量が多く言語化に時間がかかってしまった。

外見は、側面から見ると巨大な縦長テントのよう。自然に溶け込む曲線が美しい。正面は、頂点が高い二等辺三角形。三角屋根の教会の様な荘厳な美しさ。

温泉が流れる階段を登り入口へ。前面はメッシュ生地。ただ、内から外を見ると、クリアに外を見える、特殊なメッシュなのだろう。

入ると中央に縦長の温泉。脇にプールサイドの様なスペースがある。そこに地下水の水風呂があり、ととのい椅子が置かれている。

丸太が合掌するように組まれた壁は、表面が丁寧に焼かれている。防虫効果もある焼杉という手法のようだ。床は、温泉の床のごとく、さりげなく神秘的な模様があしらわれている。

浴槽は若干傾斜があり、奥から入口方向へ温泉が流れている。立って入浴する深さ。温泉の流れの元を辿ると、奥にガラス張りのサ室が見える。

サ室から温泉が流れ、浴槽に注がれる。浴槽に注がれた温泉は下流の寝湯エリアにオーバーフローし、サウナの外へと流れていく。

サ室の中は、頭上のパイプから樋に美しい放物線で注がれる温泉。湿度UP。ベンチの最上段に埋め込まれるようにSAUNUMのハイテクストーブが2台。サ室の外にあるリモコンで制御。

リモコンでファンを動かすと機械的排気。サ室入口の下の穴から、自然吸気。穴に手をかざすと風が来てた。ただし、換気の向きは自分の感覚なので、実は逆かもです。

ともかく、この換気システムでフレッシュエアの通り道ができ、とても呼吸がラクなサ室に。なるほど、それで呼吸の間。サウナに不慣れな妻と娘も、サ室内は声が響くので、歌うなどして楽しげに入っていた。

地下水掛け流しの水風呂は気持ちよく、寝湯もよし、外に出て外気浴をするもよし。時間が溶ける。

新幹線の時間が迫り切り上げ。次は泊まろうと心を決めて、名残惜しく知内温泉を後にするのであった。

「知内温泉 呼吸の間」自信を持って推せるなぁ。

湯さんの知内温泉のサ活写真
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