わくさん

2021.05.15

1回目の訪問

千ヶ滝温泉に、私が来た!!
軽井沢にはトンボの湯などの有名サウナがあるが、私は千ヶ滝温泉をお勧めしたい。先ずこの施設に来て毎回驚くのは、広大な駐車場に必ずと言っていいほど数台の車しか停っていないのである。いつも、休みかな…?と思う。それだけこのサウナの認知度はまだ低いのだ。

受付を済ませて更衣室に行く。千ヶ滝温泉のロッカーはカードを差し込み自分が好きな4桁の暗証番号を設定する。忘れないような暗証番号を設定しよう。

温泉のスペックは、内風呂1つ、露天風呂2つ。サウナ、水風呂、外気浴スペースである。

サウナはフィンランドサウナと言うだけあって、70℃前後と僕の知る限り一番低温のサウナである。大きさは正方形の室内を縦横三列に区切り最大9人、現在は3人用のサウナとなっている。室内は明かりが1つと入口の扉から入る光のみで、薄暗い感じがなんとも本場フィンランドのサウナを思わせる。まあ、フィンランド行ったことないんですけどね。低温とサウナ室内のムーディな雰囲気が僕をサウナ室に長く居させてくれる。12分しっかり蒸されたところで水風呂へ。

水風呂は、木製の浴槽に水が注がれている一人用の水風呂である。恐らく水道水のため、その時の気温で水温も変わる。今日は少しだけ冷ためだった。肩までしっかり浸かると浴槽からザバァっと水が流れ落ちる。なんとも心地の良い音だった。

水風呂の後は外気浴。そしてこの外気浴こそが僕が千ヶ滝温泉をお勧めする最大の理由である。外気浴スペースは、サウナの向かいにあり、ウッドデッキになっている。周りは軽井沢の森に囲まれており、虫や鳥はもちろん、猿も目撃したことがある。その季節、その時間の太陽と風をまさに肌で感じることができるのは最高に贅沢な外気浴ではないだろうか。今日は蒲公英の種子が5月の優しい風に吹かれ舞い上がり、空へ行くのを見守っていた。きっとどこかで綺麗な花を咲かせるのだろうと、蒲公英の気持ちを聞いたのび太のような感情になっていたら、無性にととのったのである。

千ヶ滝温泉のサウナは、僕がサウナとは自分が自然の一部であることを認識する入り方を見つけた、言わばサウナの源流のような場所だ。大切にこれからも訪れたいと思う。

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