松の湯
銭湯 - 青森県 八戸市
銭湯 - 青森県 八戸市
不意に一日丸ごと予定が空いてしまった。
こんな日は新規開拓に限る。
天気が荒れ気味なので外気浴にはこだわらないで行こう……と思ったら八戸は天気いいじゃん。
熊の沢温泉で軽く2セットをこなしウォーミングアップ。
買い物しながらどこへ行こうか考え、サ室と水風呂が強烈らしい松の湯さんに決定。
事前情報どおり、外観も内観もレトロを感じる。
番台に誰もいなかったので、しばらく待った後に450円を置いて浴室へ。
浴室の感じも典型的な町の銭湯。
テイスト的に十和田の大黒湯を少し新しくしたような。
超音波風呂で少し身体を暖めていると、浴槽の横に座り込んでいる若者と洗い場のイスに腰掛けている若者が。両者とも明らかにととのっている。期待が高まるなあ。
いざサ室。
これはすごい。コンパクトなサ室が圧倒的な熱で満たされている。108℃。テレビも時計も無い。
ここで痛恨の極みだったのが、いつも装着しているMiibandを今日に限って忘れてきていたため、心拍数も時間も分からず。
とりあえず身体が水風呂を求めるまで…おそらく6分くらいで退室。
水風呂。噂どおりギンギンに冷たい!冷たいけども全然心地良い!サ室で強烈に熱されたせいなのか、水質が良いのか。12℃という話だが、昨日のスパハウスかわむらと同じくらいなので納得。
水風呂隣の寝湯の前に細長いスペースがあったので、床にマットを敷き壁に寄りかかって休憩。す、すごくいいぞ…。八戸一熱い108℃から八戸一つめたい12℃という落差。最近味わっていなかった深い恍惚感だ。
2セット、3セットと繰り返す。
強烈な熱の押し寄せ方はやはり大黒湯を思い出させる。こちらの方が湿度は高いか。
ああ、スマートバンドがあれば、きっと心拍数は150を超えておりPAIをさぞかし稼げていたことであろう。
水風呂前の汗流しで水をかけるのが苦手なのでいつもお湯をかけるのだが、強く熱された後なのでむしろ水で行きたくなる。この感覚も初めて。
3セット目の休憩で、浮遊感と共に、組んだ両手の指がどちらが右手と左手なのか分からない一体化したようなトリップを味わう。
すごい体験だった。無事に自宅まで帰れるか、そして明日以降のサ活は大丈夫だろうかと不安になりながら、何とか帰宅。
そう言えば帰るときも番台は誰もいなかった。
男
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