Leili Saun
温浴施設 -
温浴施設 -
新規開拓/累計474施設
北欧四カ国サウナ旅行。ノルウェー、スウェーデンに続いて訪れたのはエストニア。バレルサウナの輸入先としてもメジャーであるし、日本でも多くのメディアに取り上げられたりしていて、フィンランドに追いつけ追い越せの今勢いのあるサウナ先進国である。
今回訪れたのは港町タリン。旧市街がとても素敵でちょっと横に逸れて細道に入ってみると、まるでおとぎ話のような街並みが広がり歩いているだけでワクワクする。
個人的に海外サウナ旅の醍醐味はサウナは勿論であるが、そのサウナに辿り着くまでに通る街の雰囲気や人々の生活を肌で感じることで、そのサウナが地域の人にどう受け入れられているか、みたいなことを考えることにあると思う。
エストニアはサウナが日常化していて、お洒落な雑貨屋に入ってみても隅っこにサウナグッズエリアがあったりして、サウナ好きにとってはまさに夢のような国だ。
少し前置きが長くなった。エストニアのトップバッターを務めたのはタリンが誇る三大公衆サウナの一角『LEILI SAUN』。私は徒歩で向かったがアクセスを考えればトラムが良いだろう。Bussijaamという駅の目の前にあるので。
まず見た目がとっても可愛らしい。赤い看板とキュートな字体で屋号が記される。中に入るとレトロな空間で時代をタイムスリップしたみたい。英語が全く苦手なお婆ちゃんが受付にチョコンと座っている。
利用料は12€。キャッシュオンリーなので注意。クレジットが使えない点もそうだが、とことんローカル。観光客向けでは全くない地域の人の憩いの場といった印象。どうやらロシア系エストニア人の方が多いみたい。至るところでスパシーバと聞こえてくる。
中に入ってみるときちんとしたロッカーがあり一安心。天井、照明、タイル等、細々した部分のデザインが可愛い。そして脱衣所とサウナを繋ぐエリアにはたくさんのベンチと大きめの桶。桶の中を覗いてみると、ロシア由来のヴェーニク(いわゆるウィスク)が浸してある。
サウナは石造りの座面が特徴的な五段掛け。こちらは裸が基本なので、いわゆるケツ焼きってやつで尻が死ぬほど熱い。サウナマット必須。サウナ室内の温度もかなり高め。
水風呂はないので桶に溜めた冷水をザブンとやってあとは各々休憩。おじいちゃんたちのロシア語トークを耳にしながら一人ゆっくりとした時間を過ごす。
この後、別の大衆サウナも回ることになるのだが、ここが一番ローカルで緩い雰囲気だなと思った。まさかエストニアでバーニャ体験が出来るとは思っていなかったので、一石二鳥といったところ。スパシーバ!良い時間をありがとうございました!!
北欧の貴重なサ活を毎回楽しみに読ませて頂いております。いつか私もフィンランドに行ってみたいと思っておりました。エストニアの次はフィンランドでしょうかお気を付けて旅を続けて下さい。
トントゥありがとうございます。そして優しい気遣いのコメント恐れ入ります。そうです、エストニアの次は本陣フィンランドになります。楽しんできます。
頃合いを見計らっていましたが、正に今でしょ!と思いはるばるやってきてしまいました。フィンランドはこれからですが、既にお腹いっぱいです。それくらい北欧のサウナのレベルは高いです。
毎日、読むの楽しみ😊。
有益な情報と北欧サウナの雰囲気を文章からお届けできればと思います。帰国後、写真も追加しますね!
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら