湯ーとぴあ くま乃ゆ(熊野湯)
銭湯 - 東京都 板橋区
銭湯 - 東京都 板橋区
♯新規開拓/累計238施設目
志村三丁目の松の湯さんを後にして、チャリで次の目的地へと向かう。Google先生の情報によるとここから3分ほどで到着するようだ。
ただ、示されたルートは中々の急勾配。さすが志村坂上。激安イタリアンファミレスのサイゼリヤを目印に坂道を勢いよく駆け上る。
坂を登りきって周囲を見回す。あれ?どこだ?ふと赤煉瓦で出来た喫茶店のような雰囲気の建物を見つける。ここだ。『湯ーとぴあ くまのゆ』さん。
到底銭湯には見えなかったけれど、自動扉を開けたら、見慣れた受付と左右に男湯女湯の暖簾があった。一安心。680円を支払い、大小タオル、ロッカーキー、サウナ利用者の目印となるバンドを貰う。
脱衣所は少し風変わり。大きめの観葉植物がたくさん置かれ、浴室扉の近くには熱帯魚が泳ぐ水槽がある。休憩用の白いベンチは背もたれがしっかりしており、公園にあるそれのようだ。
浴室内はどことなく薄暗い。人影も疎ら。銀枕のリラックスバス、ミクロバイブラ、微粒子のジェットバス、電気風呂とコンパクトながらも温浴は多種多様。
♯サウナ ★★★☆☆
サ室の扉は色褪せており、見るからに使い古されている。中に入ると二段掛けストレートの座面が待ち構える。薄暗い。
まず室温計を確認すると何と116℃を指している。流石にこれは故障中だと思う。体感は90℃くらい。バチっとは来ない。わりとマイルド。
最大の特徴は音量大きめの有線BGM。昭和〜平成初期の歌謡曲が流れるミュージックサウナ。年代的には世代では無いけれど、やっぱり昔の曲が流れるサウナって好き。
完全なる貸切であったが故、美空ひばりの愛燦燦と平井堅の大きな古時計が流れた時は思わず、口ずさんでしまった。曲に合わせて、時間は適当に2セット。
♯水風呂 ★☆☆☆☆
惜しむらくはこの水風呂。サ室よろしく水温計は当然のように故障している。27.5℃付近を示すが、おおよそ体感は22℃くらい。弱目のバイブラがあるが、やはりぬるい。
それよりも気になったのは清潔感。浴槽の底に手を付くと、カサっと汚れのような感触。また別の箇所はヌルッとしていたりして、この点は流石に改善して欲しいと思った。
♯休憩 ★★☆☆☆
脱衣所に先述の白いベンチがあるので、そこがメイン。浴室内に休める場所は無いので、湯船の縁か洗体用の椅子を用いるか。選択肢は少ない。
計2セット。68点。懐メロが流れるサ室は魅力的であるが、水風呂は改善の余地あり。たまたまタイミングが悪かっただけかもしれないが。色々と個性的で独自の世界観があるので、その点はとても面白味がある銭湯であった。
男
あくまの湯ですね笑 他の方の情報だと平成ソングもそれなりとのことでしたが、自分の時は殆どが昭和歌謡でした!本日は遠出してきます。笑
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