十思湯
銭湯 - 東京都 中央区
銭湯 - 東京都 中央区
昨日は小学校からの友人の結婚式。久しぶりの面子もいたりして、大いに盛り上がり、新郎新婦の新たな門出をお祝いした。楽しい酒宴の代償はそれなりに大きく、二日酔い気味でスタートした週初め。今日は絶対にサウナに行かなければという謎の使命感に駆られる。
仕事終わりに向かったのは小伝馬町駅。中央区のサウナ、実はこれが初めまして。プライベート含めあまり立ち寄ることがないので、足が遠のいてしまっていた。
区が運営する十思スクエア別館を目指す。特別養護老人ホーム、多目的の小ホールと共に公衆浴場の『十思湯』さんが軒を構える。このような施設内にある銭湯は中々に珍しい。
巷の銭湯とは一線を画す。やはり区の施設とだけあって、どこか無機的でシンプルな作り。受付のおばあちゃんに880円を支払い、フックキー、大小タオル、靴箱の番号が手書きで書かれたペラ紙を受け取る。この紙は最後にフロントに差し出すことになるので、捨てることのないよう注意!
暖簾をくぐり脱衣所へ。地域密着型の銭湯とあって、常連同士が会話に花を咲かせている。この光景はどこも変わらない。
浴室は一転、スタイリッシュで現代風な作り。特に洗体をするカランは清潔感があり、格好良さすら感じる。温浴は45℃と42℃の湯船が並ぶ。シンプルイズザベスト。
♯サウナ ★★★☆☆
ストレート二段掛け。詰めれば各段4名の計8名収容。小ぶりの電気ストーブが二基。室温は92℃とそこまで高くはないが、体感は十二分に熱い。TVなし、無音の環境でじんわり蒸される。
利用者はほぼソロ。一人として口を開くことはなく、黙浴が徹底されている。マナー良い。と思ったら、ガムを噛みながら入室する輩が一人。身体の水分はおろか口内までカラカラにして、大丈夫かな?と驚きを隠せない。
♯水風呂 ★★☆☆☆
最大3名収容。シックな雰囲気は良いが、給水排水ともに無く、冷水を貯めているだけの浴槽。清潔感に欠ける。水温計は19.5℃を表示しているが、体感は更にぬるい。うーん。改善の余地あり。
♯休憩 ★★★☆☆
外気浴は無いものの、存外休憩できるスペースは多い。内湯の奥、壁際は腰掛けられるように工夫が施されている。静けさがある浴室なので、環境はすこぶる良い。
計3セット。77点。場所柄か、880円は少しお高めの印象。駅からのアクセス○。水風呂は改善の余地あり。静かで落ち着ける雰囲気。高齢者向けの施設のため、バリアフリーな環境はgood!
所々に気になる点があって、惜しいポイントは多かったけれど、区の大衆浴場であるが故、そう贅沢は言えたものでは無い。何にせよ、明日以降の活力は蓄えることができました。
男
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