蓮台寺温泉 清流荘
ホテル・旅館 - 静岡県 下田市 宿泊者限定
ホテル・旅館 - 静岡県 下田市 宿泊者限定
前編。2021年11月20日-21日訪問。
新規開拓200施設目の節目に訪れたのは『蓮台寺温泉 清流荘』さん。風光明媚なその場所は山々と小川が織りなす自然の奥ゆかしさとラグジュアリーなリゾート感を併せ持つ、唯一無二のこの世の楽園とも言える旅館であった。
土曜日の東名高速はコロナ禍がひと段落する中において、渋滞の格好の餌食となる。進んでは止まりの精神的疲労がありながらも、何とか沼津港に辿り着き、駿河湾で採れた新鮮な海鮮を堪能する。
物珍しい深海水族館なるものもこの機会だからと体験したり、まったりとした時間を過ごしていたら、気付けば陽も傾き始めている。はやる気持ちを抑えきれず、伊豆半島を南下する。
1時間30分ほど車を走らせた先に趣のある老舗旅館が現れる。月蝕を経て、今宵は満月となった月の光に照らされて、何とも乙な雰囲気を醸し出している。
館内の和の雰囲気の中で、サウナグッズの置かれたコーナーは多少の違和感はあるものの、サウナ好きとしては堪らなく愛おしく思える。
部屋に荷物を置き、まずは大浴場にて天然温泉を心ゆくまで楽しむ。男湯と女湯は深夜0時をもって入れ替えとなる。ひとしきり堪能した後、脱衣所で水着に着替え、まるでリゾート地のようなスパゾーンへと向かう。
中央の極大温水プールを囲むようにして、ガーデンサイドバーやテルマリウムが立ち並び、椰子の木や松明の炎が南国リゾートの雰囲気を演出している。映えるとかは通り越して、もはや圧巻の域。あんぐり。空いた口が塞がらない。
♯サウナ ★★★★★+★
奥のスペースにあるコタは最高級のケロを使用している。重厚感がありながらも、木々の温かみを確かに感じる。入口横には四種類のアロマの用意がある。この心遣いはありがたい。
貫禄のある薪ストーブ。時折パキパキと枝が割れる音を放つ。柄杓で掬った水にアロマを垂らして、セルフロウリュする。石の鳴く音とユーカリメンソールの香りが室内にパーっと広がる。森の中で深呼吸しているかのような、そんな錯覚を巻き起こす。たまの薪の燻された匂いも落ち着く。
三段掛けの座面。照明は上段のライトの僅かな光のみ。落ち着ける。完全に好みのサ室、もといコタ。室温はおおよそ体感で80℃くらい。ここに住みたい。いや、住む。
またサ室前にはゴロゴロした大きめの氷が入ったクーラーボックスがあるので、氷ロウリュも可能。常態での室温が低いので、ジワジワと常に蒸気を発生させることのできる氷ロウリュはかなりオススメ。
安定の文字数オーバー。笑 画像はケロサウナです。水風呂以降のレポートは後編にて確認ください...。一個にまとめたかった🥲
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