光徳湯
銭湯 - 東京都 板橋区
銭湯 - 東京都 板橋区
東京都板橋区徳丸エリアの新規開拓二軒目は『光徳湯』さん。店舗の壁面には「ゆ」と「こうとく」という文字がそれぞれ赤色と青色で大きく描かれている。ポップな丸文字がお茶目でかわいい。ただ存在感は半端じゃない。びっくりするくらいドデカい。
入店していきなり顔を赤らめた、陽気なテンションのおじさま達が談笑している場面に遭遇。地元のローカル感強め。店内には特製のおかきが売ってたりして、ゴチャゴチャ感があるがそれがまた楽しい。唯一無二の空気感。
サウナは入浴料込みで700円となる。ズラーっと壁に沿うようにしてさまざまな浴槽が並んでいる。手前にはあし湯、こし湯、ふか湯と水深が三段階に分かれた、一風変わった湯舟。初めて見た。そこから奥に行くに連れて、複数のジェットバス、弱目の炭酸泉、水風呂と順々に続いていく。
♯サウナ ★★★☆☆
薄暗ーく、重厚な雰囲気がある。どっしりと腰を据えて顰めっ面をするお客さん多数。二段掛けで座面は広々。奥に遠赤外線のガスストーブ、手前にはTVの用意。室温は98℃としっかりと熱い。湿度もそれなりにある様子。
ここも黄金湯さんも同じくして座面がアチアチ。いわゆるケツ焼きってやつだ。マットが薄手なのかな?汗の湿り気についても、どうしても感じてしまうくらい。携帯用のサウナマットを持ってき忘れたことを後悔する。持参をお勧めする。
♯水風呂 ★★★☆☆
水温計は16℃を指すもそこまでは低くなさそう。体感温度は幾分か高め。給水・排水が常にあるので循環は良い。コンパクトだけど安心感のある水風呂。
♯休憩 ★★☆☆☆
専用の休憩スペースは無い。脱衣所は有料のマッサージチェアが3台置かれているが、ここはサウナ間の裸での休憩には適さない。
個人的に気に入ったのは先述した「あし湯」での休憩。いつもより長めに水風呂に入ってから、少し入り過ぎたかな?くらい身体を冷やしてから、脚だけ暖かい湯舟に浸かる。ここでの休憩は浴室のアットホームな雰囲気も相まって何だかホッとする。
計3セット。79点。サウナも良さはあるが、この銭湯の良さは温浴の種類に尽きる。アトラクション要素もあって、お風呂好きはかなり楽しめると思う。銭湯でかなり満足度の高い温浴を味わえる。
帰り際、受付にはチャキチャキのおばあちゃん。ありがとねぃ!と気さくでフランクな挨拶。実家に帰ってきたかのような、ほっこりとした気持ちになりました。
板橋区は銭湯王区として、数多くのサウナ付き銭湯を抱えるが、その中でも雰囲気含め、地域密着のスタイルが面白く、充実した時間を過ごせた。お風呂もセットで楽しみたい人には向く。また近々訪れたいと思います。
男
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