2025.04.03 登録
軽井沢サ旅 3日目
今日もチェックインからすぐにサウナへ直来
都内ではどのサウナもすし詰め状態であるが、軽井沢はほとんどのスパでサウナーに出会わすこともなく、貸切状態
サウナはロウリュウサウナ
75℃と低め設定で、セルフロウリュウ
12分では足らず、1set目は25分
水風呂3分
外気浴10分
サウナー歴短いものの25分のサウナタイムを設けたにもかかわらず、微妙に整わず
2set目は、30分
ラスト5分は大変苦しく、頭が上がらない
水風呂3分に
外気浴へ
最高の外気
全く思考がもたず
鳥の囀りも耳に入らない
陸酔いのように画面が緩む
整う
人によると思うが、25分、30分とロングサウナを初体験して気づいたことが。
サウナ時間をいくら長くしても整いの質には関連がなく、12-15分サウナを少なくとも3setするほうが整いの質は高い可能性がある
スパ自体は非常にレベルが高く、軽井沢で1.2を争うのでは。
横にあるルグラン軽井沢同様宿泊者専用であるが、軽井沢行く、泊まる場合には目的になる明確に施設である。
ちなみに同施設内にあるイースト棟のサウナは、スパ全体の様相も含めて、サウナーにとっては当スパのほうがよいであろう。
[ 長野県 ]
軽井沢サ旅 2日目
今日は、こちらルグラン軽井沢のKOMOREBIスパへ。
入室は15時出し予定
意気揚々とルグラン軽井沢へ。
KOMOREBIは宿泊者専用につき、まずはホテルにサインイン、、、、、、
ホテルが間違ったようだ
ルグランにはルグラン旧軽井沢とルグラン軽井沢andリゾートがあり、どちらもKOMOREBIと名のついたスパがあるものの、私が予約したルグラン旧軽井沢にはサウナが存在しない
その上、ルグラン旧軽井沢からの変更はできない
早速、インオペ状態
IC を聴くと、ルグラン旧軽井沢宿泊者でも利用可能と
タクシー(5000円)を乗り継ぎ
予定より遅れるもKOMOREBIにサインイン
スムーズに浴室に入室
貸切状態
第一印象としてはヨーロッパスパ
内湯と外湯が大きな一枚ガラス2枚を隔てて対照的に存在する
どちらの湯も40cm四方のタイルが8x8枚と中々のビッグサイズ
いよいよサウナ入室
オリンパス工業の電気遠赤外線サウナヒーターを確認する
最前列に着席
遠赤外線は、一般的には素材の風味を引き出し、食感や焼き色を整えるが、身体でも同様である
表面温度を感じにくいものの、中から充分に加温される
10分あたりからとめどない汗が流出
ミストサウナでもなくロウリュウでもない
明らかに自らの血管内水分が漏出している模様
ここまでの発汗は記憶にない
15分で一時退室
そしてここからが本丸
ここのハイライトは紛れもないこのアイスサウナ
シングルの外気温に
シングルの水風呂である
(*気候条件は、雪のちのち雨 外気温4℃)
着水しようとするも、1setだけでは太刀打ちできず、掛水一回で外気浴
次こそは と
2set目 12分でチャレンジもまたもや掛水3回で終了
だが、明らかに感覚が違うことがわかる
これは遠赤外線の内燃効果であろう
3set目 16分
何の違和感もなく入水
今までのサウナー人生の中でもっとも形容し難い感覚に至る
あえて日本語で形容しうる言葉としては
キンキン
その一言に尽きる。
その後、外気浴も鳥の囀りを聞きながら、体が動かないほどの疲労感
計2時間でサインアウト
総評として、やはり特筆すべきは、アイスサウナであろう
日本の避暑地の代表格ともいえるここ軽井沢 4月でもナチュラルシングル
まさに心身ともに”欣欣”(キンキン:広辞苑 非常に喜ぶ様、ほくほく)とも言える”キンキン”さであった。
往復タクシー1万の価値があるサウナでした
[ 群馬県 ]
【サウナ体験記:スウィートグラスにて】
第二項 つづき
外観はワインバレル。
周囲1メートル以内には、芳醇な木の香りが漂う。
室内のベンチ長:約158cm。天井の高さも約158cm。
まるで、私自身のサイズを写すよう。
薪をくべる。
小さな薪は激しく燃え、周囲を巻き込む。
大きな薪は、燃え盛ることを避け、じっくりと燃える。
どれが正解なのか――わからない。
サウナ待機時間:4時間。
薪は燃え、燃やされ、ようやく60℃。
ここでセルフロウリュウ。
爆発的に、浄化される。
体感温度は100℃近く。
息ができない。
苦しい。熱い。辛い。
この世の魑魅魍魎すべて、
言葉では表現しきれない「何か」が出てくる。
私は、何を求めているのか?
何をしたいのか?
何をしたかったのか?
どうしたい?
どう生きたい?
ただ一つ気づいたこと。
今まで「無気力」だと思っていた。
燃え尽きたのだと。
違った。
こんなにも熱い苦しさと激しさを前にしても
まだ私は生きている。
燃え尽きてはいない。
今までの燃え盛る思いや気持ちも愛も、未来につながるただの火種にすぎなかったのだ。
オケに入れたセルフロウリュウ。
水が足りない――もう他力はいらない。
己から湧き出る水。
私は、まだこんなにも瑞々しかったのか。
床に滴る、自分の水と汗。
それを振り入れる。
気温が上がる。
そしてまた、さらに苦しい。
その先に何があるかはわからない。
これほどの苦しみを越えても、
幸せが待っているとは思わない。
でも。それでいい。それがいい。
生きているのは、常に「今」なんだ。
私は今、笑顔でいる。
Holy Grassの名にふさわしく。
【評価】
温度:60〜70℃(セルフロウリュウにて体感100℃未満)
水風呂:室内に自作可
内気浴:チェアレンタル可能
総合:85/100点
[ 群馬県 ]
【サウナ体験記:スウィートグラスにて】
2025年4月2日 AM11時。
あなたはなぜ、新年度早々、こんな時間に、こんな場所に出歩き、私とすれ違っているのだろうか。
全ての成人が、お互いにお互いを警戒し、少しの隙も見せずに、どこで精神的優位性を得ようかと他人を観察する。
まさに、紛れもない新年度初日。
昨日をもって休職した私には、それに相応の社会的身分がある。
長らく情緒的消耗を伴い、愛情を持ちながら奉仕した職場――こんな日が来るとは。
この気持ちは傷心なのか?
いや、これは人生のモラトリアム期間。
きっと幸せに違いない、と私は自分に言い聞かせる。
でも、目的地は?
人は人生の旅行者である。
社会的役割が軽減されようとも、立ち止まることは許されない。
物理的に立ち止まろうとも、空間も時間も未来へと進み続ける。
ならば、目指さねばならない。
そこに何も見えなくとも、思いを馳せる。
過去を振り返り、私はどこを目指していたのか。どこに癒しを求めるのか。
実家に帰るか?
この社会から離れ、海外へ行くか?
あるいは、愛しい過去に慰めを求めるのか、
未知なる未来に賭けるような愛を探すのか
答えは出ない。
だが、それ自体が答えであり、
この世の「業」である。
だからこそ、今を立ち止まっていても仕方がない。
やりたいことをやる。
生きているのは、常に「今」だ。
過去が悲しくても、未来が不安でも、
「今」をおろそかにはできない――「今」— — それが人生の設定だ。
短期的予後を見据えて旅に出る。
東京から軽井沢へ、そして軽井沢から北軽井沢へ(タクシー代:トータル10,500円)。
そこにあるのは「スウィートグラス」。
別名Holy Grass(聖なる草)。
魂を浄化するために欧米で知られるこの名のもと、
私はここに来た。
全てを捧げて生きてきた。
私がいなければ、身体的にも精神的にも回復が得られなかった患者も多くいたはず。
私には、確かに熱い犠牲心があったし、全てを愛を持って包み込もうとしてきた
だが、最近はバーンアウト(燃え尽き)を自覚し、
燃え滓は静かに鎮火を待つしかなかった
目的(地)を見つけた。
少なからずコミットした「素敵な出会い」を求めて、ココへ来た。
その先にあるのは、人間特有の楽観的思考に基づく欺瞞的な幸せか、
あるいは、苦しさを伴う深い学びか。
第二項へ続く
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。