かめ

2020.12.02

1回目の訪問

4年前に一度来ていた事をすっかり忘れていた。
その頃はサウナに全く興味がなかったから露天風呂に入って帰っただけだった。

今回4年ぶり2回目の訪問にして『権現の湯』サウナデビューである。

15時頃に風呂場に向かった。洗い場にはロマンスグレーの髪をしたおじちゃんがほとんどだった。
長野の人は静かで落ち着いた人が多い気がする。

サウナ室はシンプルで清潔感があり、テレビが無いのも良かった。その代わりにスロージャズが流れている。
自分が入った時にいたおじさんたちは、自分が出るタイミングでサ室にあるタオルでベンチや床の汗を綺麗に拭いて出て行った。  おお!なんとジェントルマン!   次に出て行く人も同じく拭いてサ室を去る。
これはとても素晴らしい文化だ!東京にも広まれば良いなーと思った。

サウナ室を出たすぐの所に水風呂。温度計は付いてなかったけど、かなり冷たく感んじた。(15〜16ぐらい)
しっかり冷やされた後に露天スペースへ。
夕方ちょうど日が傾きかけている。目の前の山に夕日が照らされ、浅間山から小さな煙が出てるのをぼーっと見ていたら完全にととのった。

今はコロナの影響でサウナ室に3人しか入れない。それでもそのことにイライラもせずゆづりあってサウナに入るおじさん、次の人を思ってベンチや床を拭くおじさん達は、もう普段からととのった人間なんだろうと外気浴で空を見て思った。

良い歳のとり方をしたいな。

かめさんの立科温泉 権現の湯のサ活写真
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