【閉店】喜多の湯
温浴施設 - 東京都 清瀬市
温浴施設 - 東京都 清瀬市
【東京サウナ探訪記10】
5月30日を以って閉店。最初で最期の訪問となりました。
清瀬駅からほど近く、マンションや住宅が建ち並ぶ通りを進むといきなり目の前に現れる。唐破風と呼ばれる屋根がいかにも銭湯といった出で立ちで初訪問者にも一種の安堵感を与える。
番台では店主さんとお客さんが会話を楽しんでいる。おそらく常連の方でしょう。これまでを懐かしむ声が聞こえて来ました。
脱衣所は非常に清潔感があってコンパクト。浴室は天井が高くて天窓が設置されています。昔通った小学校の体育館を彷彿させる。夜の訪問でしたが、日中に来たら太陽光が射し込んでまた違った顔を見せるのかなと。
サウナは詰めれば10名程入る銭湯らしいコンパクトな造りで遠赤ガスストーブが1基。82℃でマイルドな熱。入った瞬間匂いが気になりましたが1分ほどで慣れましたね。砂時計(5分)を1、2度ひっくり返して10〜15分を3セット。
水風呂は最大4名は入る大きさで18℃ほど。地下水を組み上げており肌触りが凄く柔らかい水です。これを味わいたくて訪問したので来て良かった。
最後に番台の正面に陳列されたケロリングッズを眺めソープケースを購入。最期の記念として。眺めている間にもお客さんが店主さんにお別れの挨拶や記念撮影を求めていました。
昭和35年創業とのことで60年近く近隣住民の健康維持に貢献してきた結果が帰り際に見た光景なのだと思います。最後にそれを見ることができて良かった。
長い間本当にお疲れ様でした。
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