渋谷SAUNAS
温浴施設 - 東京都 渋谷区
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【第二部】まだBED編。(スポ根漫画の試合中くらい時間軸バグってごめん)
不必要なものを削ぎ落としていくスタイルがベターとされている昨今だが・・・の続き
逆行するようにエンタメ業界は、様々な魅力的なコンテンツの生産に躍起となって、いかに人類の限りある時間を奪うか鎬(シノギ)を削っている。このように考えると、私たち現代人の周りにあるYouTubeやTikTokを始めとするメディアコンテンツは、超害悪なような気がしている。(もちろん有益なコンテンツも存在することは確かだが)
大きなメディアコンテンツはハイパーミラクルスーパー娯楽ツールであり、簡単にセロトニンを手に入れることができる。承認欲求が高まれば高まるほど乳房が肥大化するオネエちゃんが無限に存在するコンテンツを眺められる現代のクレヨンしんちゃんは永遠にTikTokをスワイプし続ける運命となり、ひろしも在宅でおっぱいにスパチャ送っていることと思う。
我々のような野原一家、自身の生活圏の中に存在する無数の娯楽を掻い潜り、“在りたい自分”でいるために、選択や判断を排除したいミニマリストの気持ちも十分理解できるし、そうで在りたいと思う。
一方で、
サウナに入っていると熱くなる。(“暑”いではなく“熱”いである。)
熱くなると思考することが難しくなる。
思考することが難しくなる、ということは判断や選択というストレスから解放される!
というのが一般論であるが、実はそれには続きが存在する。
“うわ〜、もう出てぇ〜“
“あっち〜”
“何でこんなところにいなきゃいけね〜んだよ”
“もう出よっかな〜”
・・・・
“もうちょっといけるか!!”
というように、如何なる状況下においても自分の状態を“曇なき眼で見定め、決める“アシタカパイセンよろしく、その判断が辛ければ辛いほど、人間は自分を褒め称えられる。本来、自己肯定感を獲得することは簡単ではないが、より安易に手に入れることの出来るエンタメが爆誕してしまった。それが、サウナなのだ。
そういった所謂“自戒エンタメ“は、滝行や坐禅、断食、ファスティングなどと裾野を広げている。
快楽や娯楽から遠ざかることもまたそれとなる。
結局みんな頑張っている自分が好きなのだ。
人間とは非常に面倒な生物であるなあ〜とBEDに寝そべりながら考えた小生。次回はSOUND編。(ONE PIECEでいう今ゾロが仲間になったくらい)
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