※今回は2部作
第一部

外回りから直帰する時って、いつもより空が笑っているような気がする。

通勤経路である渋谷駅、地下鉄から地上に上がる時、空は頬を染めた永野芽郁チャン(カタカナにすると卑猥な空気になるのでとても効果的である)のようで、天真爛漫な彼女の口角に突き刺さって死にたいナァ、と妄想を膨らます。

今日が外回りであると忘れていた俺は、急いでサウナをチェック。金の亀いいけど今日女性日か。渋谷SAUNASは当日予約なしか。マルシンは混むしな。今日は水風呂に浸かりたいから、PASSIONやドシーもなし。う〜ん。


そうだ、改良湯に行こう。

私はLUUPに飛び乗った。前行った時はLUUPなかったから楽〜。(帰りは歩いたけどやっぱ全然歩ける距離)

数年前利用して、サ室の狭さと若者の多さに辟易してから足が遠のいていたここ改良湯だったが、相変わらずの前衛的な面構えに生唾を飲む。まるで風俗街に迷い込んだヘンゼルとグレーテル、のように入店。(ソロ)

スタイリッシュさをサウナに求める世のビキニおっぱいサウナー、またはムキムキ黒筋肉たちはサウナ界のヒエラルキーで上位に位置するのだろう。中・高で感じた教室内ヒエラルキーをまさか大好きなサウナでも感じるなんて青春が舞い戻ってくるようだぜ。(死にたくなる)

いそいそと着替えを済ませ、潔(いさぎ:全身を隈なく洗い上げる意)

潔後すぐに、アウフグースの呼びかけが。

風呂も入らずサ室に入るとは俺もまだまだ若いなあなんて思いながらカチコミ。

「え、広くなってる」

以前利用した時よりも全然広くてマジヤバかった。(マジヤバいで自分の気持ちが通じると思っている若者はマジヤバい)

デンジャラス氏のアウフグースは、何がデンジャラスやねんと余裕ぶっかましていたが、オートロウリュからセルフロウリュに切り替わった瞬間、原発でバリえぐい事故起こっちゃって放射線量ハンパないんじゃね〜??って思うくらいやばかった。なごみの湯を思い出した。

逃げ出すように退出。

「あれ、水風呂が狭くなってる」

コンパクトになった水風呂にびっくり。塩素臭が若干し、渋谷という土地柄なのかもしれない、と童貞思考に落ち着いた。

以前はととのう場所がなくて脱衣所で座っていたが、外気浴スペースまでできていた。改良湯、だけある。

椅子の量も多く、街コン開けるくらいあった。

夜の帳が下り始めた頃、クラブ帰りかのように若者ずらり。

高校の頃のピロティを思い出すなあ。怖い先輩来たらいそいそと移動する感じ。

懐かしさでととのいました。

歩いた距離 0.8km

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