shinki

2022.05.04

1回目の訪問

蔵王温泉から麓へ下り、田植え前の田んぼのど真ん中に朝6時から営業している源泉かけ流し100%の百目鬼温泉へ。まだ、午前11時前ということもあって、20〜30台くらい停められる駐車場には数台の空きがあり、下駄箱は鍵がないロッカーもしくは棚に置いて大人1名400円の入場料を券売機にて購入して入場。脱衣室には、返却式の100円玉専用のコインロッカーがあるので貴重品が気になる方は使用をおすすめします。大半の方は専用の脱衣籠に入れて、棚に置いて浴室へ行く方がほとんどでした。
浴室にはカランが4つ?と思いきや、裏手にもカランが10あまりありました。そこでかけ湯してからいよいよ内湯へ。蔵王の硫黄泉とは異なる泉質ですが、この温泉がまた何とも刺激的なマンガンを主成分にした湯で1回3分を目安に繰り返し入湯するように書かれている看板の意味をよく理解できました。湯あたりに注意です。露天風呂も同じ泉質で開放的です。田んぼのど真ん中なので、目隠しが高いのですが、蔵王連峰から吹き降りる風が心地良いです。そこにも『おトド様へ』と面白い表題の看板があります。内容は露天風呂に数人は寝転べるスペースがあるのですが、人の通行に迷惑がかかるのと、目のやり場に困るので遠慮してという注意を促すものでした。
さあ、そして、露天風呂から内湯に戻る手前に中の様子を伺い知ることができないサ室への扉があります。ここにもバスタオルを持参して利用することと表記されていましたが、実際ドアを開けるとサ室かと思いきや、数メートルの通路。そこを進むとさらに扉があり、いよいよサ室へ。コの字型の木で作られた落ち着くサ室です。温度は74℃。10人程は余裕で入室できる広さですが、ほとんどの方が温泉目当てなためかサウナ利用者が少ないです。持参したサウナマットを敷いてハットを被り7分ほど過ぎると全身から吹き出す汗。凄く発汗作用があります。おそらくこれが相乗効果の温泉の影響だと思います。低温のサ室であっても馬鹿にできません。そして、何とも不思議な体感に包まれます。サ室内には普通にやや傾いたわかりやすい時計があるので時間を計ることはできます。
タオルはバスタオルでなくても大丈夫ですが、サ室退室時に汗で濡れた場所を自身のタオルで拭いて次の方が気持ちよく使用できるように配慮をお願いしますということですね。僕の訪れた時間はサ室はほぼ貸切状態でした。水風呂はないのですが、立ちシャワーが2ヶ所ありそこでクールダウン。露天風呂の淵に腰掛けるくらいしか外気浴できる場所はありません。
とにかく、30分くらいの滞在でも充分満足できる穴場スポットですね。地元の方に愛される理由がよくわかりました。ありがとうございました。

  • サウナ温度 74℃
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