蒸しビギナー

2020.10.24

1回目の訪問

山奥に辿り着くにはなかなかの道のり。けれど、行く価値は高いかも。真冬の水風呂を想像すると、鳥肌が立ち、震えが…!

サウナ→水風呂(屋外)→外気浴→ぬる湯で足下だけ…たまーに露天を数セット

ここに行く方はキャリアによってはスマートフォンはろくに使えないことを覚悟して欲しい。自分はほぼ圏外になっていた。

【感想】
サウナは木材も綺麗で香りが良い。広さはこじんまりとしている。居心地は悪くない。室温は高すぎず、かといって低すぎず。上段にいれば、体は十分に温まった。
スタッフさんがマメにタオルの敷き換えに来てくれる様子。
BGMはFMラジオだ。聞き慣れた放送局に穏やかな気持ちにさせられる。
さて、蒸された後は水風呂だ。
サ室を出てすぐ目の前に桧の浴槽があり、そこへつま先を浸すと…なんとぬる湯。おや…?水風呂はいずこ…。ひとまず露天へ。外は岩風呂があり、その先になんとも面白い水風呂があった。
鉄釜の様な浴槽に水道水がちょろちょろと注ぎ込まれている。その大きさは大人一人が体を折り畳んで肩まで入れるかどうか、といったサイズ感。
掛水をすると、どうにも冷たい。体感は15度くらいに思える。が、これがまたなんだかワクワクしてくる。この水風呂、独り占めしていいの?!(というか一人しかまともに入れないのだ)
膝を折り、肩まで沈み込む。やや窮屈ではあるものの、体はしっかりと冷えるし、水はやや柔らかい様に思う。空を見上げ、流れる雲をぼんやり眺めていると、体と水の境が曖昧な感覚になってくる。
それにしても、この水風呂。屋外の外気に晒されており、それも鉄製の浴槽に掛け流しの水道水なので、真冬は水温がきっとシングルになるに違いない。今の自分には耐えられそうにないけれども、好きな人には堪らないのではなかろうか。
水風呂の横にはベンチがあるので、そこで暫し木々を眺めれば、心地良い自然の風が凪ぐ。なんともゆったりとした空間だった。

キリッとしっかりととのった後は、サ飯!
こちらは食事処「山ぼうし」という食堂が入っている。どうしても蕎麦が食べたい気持ちになり、天ざるを頂く。ごぼうの唐揚げも頼んでしまおう。
これがおいしかった。
メニューにはニジマスや各種定食なども充実している。
店の奥さんも気さくでいらっしゃる。

それから温浴施設の多くは未だ、タトゥー・刺青のある方は断られてしまうようだが、こちらは身分さえ証明できれば入浴可能となっている。文化の違いに寛容な様子。

帰りは土産物も売られているカウンターで、ジェラートを購入し、冷たく甘酸っぱい風味に大満足な気持ちで体の内から、更にリラックスを味わったのだった。

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