ﾌｫｶﾇﾎﾟｩ

とうとうきたなこの時が！

ということで初大東洋。
サウナハットを被った玄人っぽいお客さんもちらほら。いいねいいねぇ〜。
体を清めいざロッキーサウナへ。
「きもちいいですな……おおっ！」僕は驚愕した。ノールックでマットを捨て出て行く姿に。まるで上着を脱ぎ捨て仲間を救いに行く戦士のようじゃないか。いつかやりたいものだ。
続いてフィンランドサウナへ。「ほぉセルフロウリュか。誰かやってくれるだろう。」
結構な人数が居たが誰もしようとしない。さすがサウナー。奥ゆかしさを感じますな———
「いや！お願い！！！誰かロウリュウをおくれー！！！」僕は心の中で叫ぶ。
少しするとサウナハットを被った玄人が入ってきた。「頼む.…かましてくれ…！」残念ながら願い通じずスルー。
5分後、おもむろに玄人が立ち上がった。「これは…。（ゴクリ」
ラドルを手に取る勇者。「みなのもの準備はいいかー！！！」「オー！！！！！」
みな同じ気持ちだったのだろう。菩薩のような笑みを浮かべた男の顔が並んでいた。

最高の空間をありがとうございました。