2017.12.14 登録
[ 東京都 ]
サウナイキタイ3周年がめでたすぎるので、終電前に飛べるところを探して23時ギリギリ、初めての恵比寿ドシーに着地しました。
8分×常温水かけ流し×3分 3セット
サウナ室や外気浴中、サウナイキタイについていろいろと思い出しました。
3年前ねとらぼというサイトで編集記者をやっていた頃。
Webメディアびっくりセールというイベントのねとらぼブースで売り子をしていたら、「今度サウナに関するサービス立ち上げます」とわざわざ挨拶しにきてくださったのが、サウナイキタイのデザインを担当しているかぼちゃさんでした。
名刺交換後、ベータ版ができたとメールをいただいたのですがとにかく画期的でした。
当時はまだどの銭湯にどんなサウナがあるのか、施設の公式サイトにいちいちアクセスしないとわかりませんでした。
サウナイキタイでは、地域別にサウナ施設が銭湯含めてサクッと一覧表示される。しかも、水風呂の温度、深さ、サウナ室の温度、種類、外気浴スペース、さらには休憩イスの数。サウナ好きの知りたい細かな情報を、ユーザー同士で共有し合えるようになっている。
チェックボックスやフリーワード検索を駆使すれば、いつどこでも理想のサウナにありつける。「サウナイキタイ」というネーミングやロゴなど、遊び心も効いていてとにかく楽しい。
あったらいいな、が凝縮されたサービスだったので、サウナ好きのねとらぼ副編集長と迷いなく紹介しました。「まだこのサービスのヤバさ伝わっとらん!!!」と思って正式オープン時にもいっかい紹介しました。
もともとが最高すぎるサービスなので、サウナ好きの間でどんどん広まっていったのは必然です。
しかしこんな利便性もデザイン性も高水準なポータルサイトを、有志で運用してしまっているのは異常では?
気になったのもあって、ねとらぼの「ネットと銭湯サウナ」特集で、2年前にかぼちゃさんとありさんにインタビューさせていただきました。
地道な作業すべてが、自分たちや人々がサウナをより楽しめるにはどうするか、という無垢なサウナ愛(欲望?)に裏打ちされていて、かっこいい人たちだなと惚れ惚れしました。
特集の打ち上げを蒲田温泉の2階でやった時。遅れて来たかぼちゃさんが、サウナ室が改装したてだと知るやいなや飲み会そっちのけで入浴しに行ったの、本物だなぁってめちゃくちゃときめきました。
まっすぐなサウナ愛と、それによる実直な設計、デザインが、周囲に支持されてよりいいサービスに進化し続けている。
サウナイキタイ、本当に素敵な場所です。
恵比寿ドシー、3セット目で見事に飛びました。
[ 鹿児島県 ]
22時ごろ入浴。
一本桜温泉センターは鹿児島市には少ない24時まで深夜営業している温泉施設、しかも泉質もPH9.0前後の高アルカリ単純泉、いわゆる美肌の湯です。
男湯には遠赤外線式のドライサウナと、スチームサウナを一つずつ備えています。
この日は8分を2セットと軽めに。
ドライサウナは86度ほどで無難の気持ちよさ。
水風呂は3つの口から絶えず流れている上に深さも腰ほどあるため(おそらく温泉水?)、整えるには十分な体感温度差です。
正直温泉がメインなのでしょうが、併設サウナ、しかも390円の公衆浴場料金のみで入れるのを考えるとかなりコスパのいい施設かと。
ただし観光客は要注意で、施設は紫原の高台にあり、近くにはバス停があるくらいで車でなければアクセスしづらいと思います。
[ 岩手県 ]
せっかくの盛岡旅行なので、日曜の15時頃にいってみました。
サウナは90℃のオートロウリュですが、50人収容と広すぎて湿気が行きわたらない&最高段がそんなに高くないので、体感温度はいまいち。
ただ、水風呂と外気浴スペースがよい……!
深さ60センチの16.5℃なので、サウナがそんなに熱くなくてもなかなかの振れ幅を味わえます。
で、ここには庭園式の広々とした露天風呂があって、そこに仰向けで寝られる外気浴用のイスが3つ置いてあります。ただ寝られるだけでなくその開放感でよりよい整いが味わえるという。
サウナも、オートロウリュが1時間ごとに水を継ぎ足してくれるタイミングで入って、最高段の隅に座ればけっこう体感温度をあげることができました。
時間の関係で10分2セットしかできませんでしたが、なかなかのととのいっぷり。
個人的には湯船がPH9越えの高アルカリ単純泉と肌がすべすべになること、あと電気風呂が「もみ・たたき・のばし」を電気で再現するハイテクなやつだったのもありがたかったです。これで600円は安い。盛岡民がうらやましいです。