暖雪札幌
ホテル・旅館 - 北海道 札幌市 宿泊者限定
ホテル・旅館 - 北海道 札幌市 宿泊者限定
仄暗い浴室を抜けていくと明るいサ室が待っている。
サ室は木の香り、っと言うよりも新築の家の匂いに近い。流石は4月にオープンしたばかりの施設である。
15人くらいは入れそうな広々とした部屋に3〜4人の先達。宿泊者専用のためか、混雑がなく有難い。
壁の温度計は90℃近くを指している。砂時計が二つ、勿論真新しい。
浴室との対比で、輝くように眩しいサ室でビート板と共に早速蒸されていく。
大きなストーブにポタポタと垂れる水が湿度を上げていく。唐突に始まるオートロウリュウ。びっくりしたが一気に体感温度が上がり限界を迎える。
ビート板の汗と共に身体に水をかけ、汗を流して水風呂へ。深さはないが17℃にコントロールされていて実に気持ち良い。前振り無く壁面から水が滝の様に流れて来た。これを頭から浴びるとなんと気持ち良い。擬似潜水水風呂。
身体の熱をあらかた取った後、いざ外気浴スペースへ。
こちらも薄暗く、水底から照らされた水面が美しい。ただの椅子洗い用の水をよくもオシャレにしたものだなぁっと感心。
椅子は足を伸ばせるインフィニティチェアが3、通常の腰掛けタイプが4。全て木で出来ていて拘りを感じる。
身体から出る湯気を眺めながら深く心休まる。
外気浴スペースっと言いながらも実際には外気に接してない様に見える。天井高く半透明で外光を取り入れている。春とはいえ北海道の外気浴はどうなんだろうと心配していたが、風邪を引く事は無さそう。
朝サウナと合わせて計5セット、とても楽しめた。今の会社で北海道に来るのはこれが最後。次の仕事でも機会があれば是非また来たい。
できれば次回訪問時には浴室に時計(オートロウリュウと滝水のタイミングわからないため)と水風呂に手桶を増設(ビート板の脇にあるが、一個でかけ水待ちが発生)して貰えれば更に最高だなぁっと思う。
男
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