サウナしきじ
温浴施設 - 静岡県 静岡市
温浴施設 - 静岡県 静岡市
個人的な事情なのですが
自分への誕生日プレゼントのためにしきじへ。
仕事終わりに新幹線で現地入りし駅からタクシーに乗車。
運転手さんとエスパルスJ1復帰おめでとうトークなどを繰り広げつつ10分ほどで着。
やってきました2年ぶり2度目。
22時過ぎに宿泊でイン。
並びはなくスッと入れました。
事前に水風呂の滝が止まっているという情報は仕入れていたものの
実際に止まっている様子を目の当たりにすると
寂しさが込み上げてくるようなこないような(どっち)
この歳、この1年で積もった
ありとあらゆる汚れを清めるつもりで身体を洗い
まずは薬草風呂で下茹で。
そしてしきじ式の
サウナ→水風呂→薬草サウナ→水風呂→休憩
のセットをキメるべく
向かって左側のフィンランドサウナへ。
サ室奥に積み上げられたサウナマットを拝借し下段へ着席。
温度計は110℃あたり。
直接的にアチアチという訳ではなく
じんわりと汗をかいてくるセッティング。
祝日の遅い時間ということもあり
私のような観光客よりご近所の常連さんが多いのか
所々で軽い世間話や会釈が見られたのが印象的だった。
そうだよなあ、この方たちにとっては日常なんだよなあ
と、今まさに「静岡に来てサウナに入っているバフ」が
かかって非日常を感じている自分との対比に思いを馳せたり。
ふとテレビに目を向けると
101歳で登山をする方の特集が流れている。
「ワシの3倍の年齢やないか」と驚いたのもつかの間
来年102歳での富士登山を目指してるそう。
駅の階段すら嫌がって
エスカレーターを使いがちな自分から目を逸らし退室。
汗を流し水風呂へ。
経験をしている、という意味で
2年前に入った時程の衝撃は受けなかったものの
(もしかしたら滝がなかったのも関係ある?)
やっぱり他の水風呂とは”何かが違う“と思わせるクオリティ。
何が違うかは私の能力では言語化できないのであしからず。
肩まで浸かっていると、
どこまでが自分でどこまでが水風呂か分からなくなるような。
注水口から流れる水を手ですくい口に含むと
自分の中の悪いものが
より良いものへ入れ替わっていく感覚すらおぼえる。
すでにフワーっとした状態のまま薬草サウナへ。
こっちも経験してるもんねー、と
進研ゼミでやったバリにフェイスタオルを2枚用意し頭鼻口を完全ガード。
それでも深い呼吸はできないので
ダース・ベイダーよろしくフーフー言いながらのサウナタイム。
途中、山手線の高架下かと思うような轟音のフィーバータイムを耐え抜き
2度目の水風呂を経て休憩へ。
もちろん天井があるんだけど
夜空が見えた、宇宙が見えた。
そんな3X歳、最後のサウナでした。
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