東京荻窪天然温泉 なごみの湯
温浴施設 - 東京都 杉並区
温浴施設 - 東京都 杉並区
冬に少しずつ近づいてきた昨今。
こんな小雨の日になると、思い出すことがある。
今年の正月に、母が他界した。
ガンではあったが容態は数年安定していた。
それがまさか正月に急死するなんて、誰も想像できなかった。
しかも、よりにもよって私は家族で年末年始のハワイ旅行に出かけており、帰国し着陸した飛行機の中で初めて母の死を知ったのだ。最悪なタイミング。
なんで正月くらい、実家の帰省を優先しなかったのだろう。
自分の親不孝さ加減に嫌気がさし、後悔してもしきれず、悔しくて悲しい気持ちでいっぱいだった。
母と最後に一言でもいいから話したかった。
四十九日を終え、ようやく悲しみと向き合える時間ができた。
「よし、なごみに行こう」
ととのっている時って、なぜか自然と涙腺までゆるんでくるんだよね。
元気だった母との色々な想い出が次々と頭をよぎり、気がついたら顔にタオルを被せて号泣している自分がいた。
洗い場のシャワーの音やおばさま達の雑談の声が、今日ほどありがたいと思ったことはない。
涙腺崩壊したまま、スチームサウナに入る。
ここは、泣いてもバレない、、、1人なのを良いことにスチームだか汗だか分からないほど、顔面はグシャグシャになった。
声を出さずに号泣ってできるんだ、と思った。
おばさまが1人入ってきた。
2人きりだったけど、静かに涙を流していたからか、おばさまは気づいていなかった。(多分)
なごみを出た時には、穏やかな気持ちになっていた。
精神的に辛い時、肉体的に疲労困憊の時、ストレスが溜まっている時。
サウナはいつも私を救ってくれた。
そして、ホームサウナはいつも私に寄り添ってくれていた。
こんな情緒不安定な私ですが、サウナよ、これからも末永くよろしくお願いします‼️✨
そうなんですよね。いつでも会えるとどこかで思ってしまって、自分の生活を優先しちゃいますよね。ご高齢ならなおさら、サ活を数日我慢して(笑)近々お母さまに元気な姿を見せてあげてくださいね。
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら