クアパレス藤
銭湯 - 東京都 板橋区
銭湯 - 東京都 板橋区
【サ道部 活動報告】
今日のタイトルは「セシル」。
『#051 クアパレス藤(再訪)/要町』
前回コチラの銭湯を訪れた際にも書いたが、やはりココの特徴はサ室内で流れる'80〜'90年代J-popだ。
基本、サ室にはTVもBGMもいらないと思っている。
静かに瞑想し、自分と向き合うにはその方がいいから。
でも、ココでは目的も変わってくる。
サウナに入りながら懐かしさをおぼえるんだ。
しかも選曲がシブい。誰もが知ってるヒット曲ではなく、アーティストの声は確かにわかるんだけど、この曲なんだっけー?
みたいな連発。
約5分の楽曲を2曲聴いたら次は水風呂。みたいなルーティンになるんだ。
時々、もっと聴きたくて延長すると大変な汗だくになる。
さて、この日に出会った懐かしSongは浅香唯の1989年ヒット曲「セシル」だった。
高校生の頃のオレには浅香唯のキュートなビジュアルと、そうでもない歌唱力しか印象に残っていなかったが、神経が研ぎ澄まされたサ室で聴くそれの歌詞が髄まで響いてきた。
「人は大人になるたび弱くなるよね♪」
とか、
「恋は楽しい時より悲しい時に、そっと始まった方が永く続くね♪」
とか、
もうオジさんはキュンキュンしまくって、脳裏でリフレイン。
水風呂→外気浴でビンビンととのいましたよ。
サウナの楽しみ方は様々だけど、こうやって多くの過去の記憶が蘇る楽しみ方も面白い。
もちろん、100℃超の遠赤外線サウナも水風呂も、外気浴も素晴らしい。
ココが、あの今井健太郎さん設計の銭湯だったと知ったのは、もっと後のことだった。
男
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら