ARCH KISARAZU
キャンプ場 - 千葉県 君津市 宿泊者限定
キャンプ場 - 千葉県 君津市 宿泊者限定
これはまだ私がサウナーになる半年前のこと。10月の連休、プライベートサウナ付のグランピング施設に行こうと旦那に誘われました。サウナに興味がなかったこの頃の私ですが「ぷらいべーとさうな?はまあどうでもいいけど、ドーム型のテントも内装も可愛いし行ってみたい!」と快諾、そして迎えた当日。山奥にひっそりと佇むこちらの施設は大々的に看板等も出しておらずうっかりすると素通りしてしまいそうですが、一歩敷地内に入ればそこは別世界。あいにくの雨でしたが、辺り一面の緑に映える存在感抜群の白いドームテントに木の温もりを感じるサウナ小屋、それら全てを翌朝まで二人占めできるという事実にテンションは最高潮です。
外の浴槽にお湯を張ろうとすると、水風呂にしないかと旦那。しかし当時の私は水風呂の用途を知らず、は?水?なんで??と混乱。サウナの後は水風呂とここで初めて知るも、無理無理無理!断固拒否。今思えば本当に勿体ないことをしました。というか旦那も水風呂後の外気浴の良さを知っていながら(言うて今年になって私がハマるまで彼もせいぜい年に数回しか行かない超ライトサウナーだったのだが)よくあっさり引き下がったなぁ。そんなわけで結局普通にお湯に浸かって、その後いよいよサウナへ。旦那に促されるがまま砂時計の砂が落ち切るまで粘っただけで細かいことはよく分かりませんでしたが、サウナ小屋の中は木のいい香りがして熱くても不思議と不快感はなかったのは覚えています。旦那がごく控えめにロウリュなるものをしていました。外に出て冷たいシャワーを浴びます(これだけでも私は相当渋ったのですが、騙されたと思って浴びてみろ、じゃなきゃサウナの意味がないとまで言われ流石に負けた)。小学校のプールにあった通称・地獄のシャワーを彷彿とさせる冷たさに悶えつつもなんとか全身に冷水を浴び、こんなん絶対寒いやんと思いながらも旦那に倣ってキャンプ椅子みたいなやつ(インフィニティチェアのこと)に横になると……あれ?さっきまでの冷たさはどこへやら、何も感じないようなむしろ若干温かいような、初めての感覚に包まれます。これは確かに結構いいかもしれない。水着着用なので少しすると肌に張り付いた水着が冷えてくるという難点はあるものの、味を占めて次は割と躊躇なく冷水シャワーを浴び横になります。ただ残念なことに2セット目が終わる頃いよいよ雨脚が強まってきて、結局そこで終了。その後は屋根の下でBBQをしたり初体験のシーシャ(これがかなりよくて、最近で言うと厚木のジョウロウリュくらいの感動)を味わったりしてのんびり過ごしたのでした。
水風呂の重要性を理解した今、できれば天気のいい日にリベンジしたいです。あと「離れ」のほうにも行ってみたい。
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