横濱スパヒルズ 竜泉寺の湯
温浴施設 - 神奈川県 横浜市
温浴施設 - 神奈川県 横浜市
仕事帰りにまた来てしまった竜泉寺の湯。
はっきり言って私は全く気に入っていない。何故ならここは若者やファミリーの集団が多くワイワイガヤガヤ大手施設だからだ。風呂はやっぱりそれなりに雰囲気があって一人一人が個人で楽しめる落ち着いたところがいい。
そう思いながらも仕事でへとへとになるとつい寄ってしまう。
まずは腹ごしらえ。生姜焼き定食を搔っ食らう。別に特別うまくもない。いつもの生姜焼きだ。
そして風呂。スーツを脱いで浴場へ。
扉をあければオードリー春日の真似をして胸を張って歩く若者とその人の背中をタオルでパチーンの背中を叩いて、や〜め〜ろ〜よ〜とはしゃぐ男の子達。
案の定だ。低すぎる民度。多分この子達は中学て運動部2軍以下で高校は軽音部か帰宅部だろう。
体を洗い。入浴。人のいない風呂がいい。
スーパー電気風呂なるものが空いていた。
あーぅ、しびれるぅ⚡️これはなかなか激しい刺激だ。しかし妙に癖になる。昔肉離れをした時にやっていた電気パッドマッサージのようだ。
今日は原点に帰って風呂を楽しもう。
その後、ジェットバス、ラブホを彷彿とさせるネオンの泡風呂、露天の壺湯を楽しむ。
さぁサウナだ。まずはメディサウナへ。
暗い個室に心地よいアロマの香りがじんわり香る。
が、メディサウナ、会話厳禁にも関わらずお喋りが止まらない坊主達。間違いなく野球部だ。そして間違いなく全員童貞だろう。そんなこんなでワンセット。でも結局気持ちいいもんなぁ。
そして2セット目。遅い時間になったからか今度はサラリーマン、おっさんだらけだ。静かな室内と外から聞こえるガヤガヤが妙に落ち着く。セルフロウリュをすれば小さく熱いとこぼれる親父の呻き声。素晴らしい。
いま思えばもうこの時点でととのいは完成していた。
水風呂→外気温浴。きもちいい〜
ふと耳が外に向いた。「おれ会社辞めて仙台帰るわ」。若いサラリーマン2人だ。裸の2人。裸の言葉。聞き耳を立てるのは野暮だろう。
思えば自分だってもし友達とサウナに来れるならここを選ぶだろう。会話するのに気を使う必要がないからだ。
気付けば周りの事は全く気にならなくなっていた。ガヤガヤは水の音と混じってむしろ落ち着く環境音に。毒付いていた心もすっかりデトックス。感謝しかない。
結局その後しっかり2セット。いつもの畳でダラダラサウナイキタイを書きながら。
なんだかんだこういうホームサウナもありかなと思ったりなんだり。
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