塚原から風呂(からふろ)
その他 - 香川県 さぬき市
その他 - 香川県 さぬき市
地元の方々が入られてる中、ご一緒に楽しませて頂きました。
保存会の方々の手により支えられている、古代のサウナ。
窯の中は高温なので長袖長ズボン、頭には頭巾をかぶり、毛布にくるまり入るスタイルです。
温泉の無い瀬戸内にいくつもあったようですが、行事などで年に数回入れるものを除き、現在残存しているものはここのみだそう。
着いた時には焚き上がってからある程度時間が経っていたので、あつい方もぬるい方も気持ちは若干余裕。休憩する場所にいろりが有るので身体を冷やさなくて済むので安心です。
入っては休憩してを繰りかえして過ごしていると、片方の窯をかたし、完成まで新たに焚く一連の行程を見ることが出来ました。
完成までの手の込んだ行程や、飛び込んでくる凄まじい火力に只々圧倒。
出来上がってすぐの室内に入らせてもらいましたが、体験したことの無い強烈な熱さ。身体をまとう毛布に少しでも隙間があるとそこから暴力的な熱さでやられます。呼吸も難しいので下手に動けません。
最初のポジションを決めたら即不動。
先に入っていた方に「無理したらダメだよ出ていいからね」と言葉をかけてもらいました。
呼吸も移動も無理だとあきらめ、入ってしゃがんだ所から動けなかったので「すみません、動けないのでここにいます。たぶんお先に出ます!」と返事をするのがやっと。
1分もつか持たなかったか位でしたが、出た後はいつまでも体が温かかったです。
「もっぺん石窯やるんや、八さん、やらせてください!」
気持ちは喜美子
またいつか再訪したい。
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら