サウナ発達
ホテル・旅館 - 福島県 南相馬市 事前予約制
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"ととのうの先"を体験できる秘境サウナ
仙台在住の僕、東京から来たゲスト3名、福島県の友人、計5人で利用しました。
「ただサウナに入りたい」というだけであれば、家の近くのサウナに入るわけで、わざわざ東京から友達を呼んで、「サ旅」をするには理由がある。
サウナを通して「コミュニケーション」を取ること。「サシ飲み3回分の人間関係を深める効果が、1回のサ会にはある」と誰かが言っていた。僕はそれを信じていて、実際にそうだと思えることが何度もあった。
サ会で出会って2回目で仕事の依頼をすることになったり、サ会の翌日にかなり深いビジネスの話をすることになったこともある。
サウナ室の中にいるのは、せいぜい1セット10分程度だ。その10分の中で話をできることも限られている。大衆サウナであれば、壁に「黙浴」と貼り紙があり、マナーとして話をすることはできない。
ととのいスペースですら、少し小声で話してるだけでも、サウナスタッフから「静かにしてください」と注意されることもある。
そうなってくると、プライベートサウナのような「貸切で入れるサウナ」の価値が上がる。サウナへの移動時間も面白い。近況を話しながらサウナへ向かい、サウナで深い話をして、ごきげんな気持ちでアフタートークをする。
そんなサ空間を作っている、サウナ提供者には感謝の気持ちしかない。今回伺った『サウナ発達』のオーナーである川口さんもその1人だ。
川口さんが『発達』に込めた意味は、応援したくなる。地域になくてはならないサウナであり、東北にそんなサウナがあることを僕は東北人として誇らしく思う。
さて、サウナについて少し紹介していこう。
最大の特徴は、
「サウナ室が"土"でつくられている」
いうことである。
ベンチや壁が"木"でつくられたサウナ体験はしたことがあるが、"土"でつくられたサウナとなると、まだ想像できる人は少ないだろう。
さあ、"土"の何がよいのか?
実際の1人サウナーの体験談として、受け取ってほしい。
熱が土の中に閉じ込められているので、表面だけでなくじんわりと温められる。母なる大地に包まれているような感覚。母親のお腹に入ってる時は、こんな感じなのかもしれない。"木"よりも人の温かさに近い気がした。
湿度もその日のコンディションによって違う。前日に雨が降っていたため、その日のサウナ室の中は湿度が高かった。
サウナ室に入るとすぐに汗が吹き出てきて、薄暗いサウナ室の中で、時間の感覚も忘れて、言葉数が少なくなって、日常から非日常へ。
川口さんのオススメは
「サウナ内のベンチで寝転がってほしい」
とのこと。
文字制限の関係でここまでが限界だった
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