Cafe Kuusijärvi
温浴施設 -
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国立公園に、パブリックで、スモークサウナがあるとか、フィンランドの民の皆様がうらやましすぎです。
12時に電気サウナ、1時にスモークサウナ小、2時にスモークサウナ大と順番にオープンしていきます。
まず電気サウナでダラダラと温まりましたが、電気といえど侮れない。
どのサウナでも感じたことですが、ストーブより座面が高く天井が低く、サウナストーブの容量も大きく、サウナストーンの量が多いので、ロウリュすると気持ちよく蒸気が回ってきます。扉の下は隙間が多く開けてあるので、通気がいいので息苦しくなることはありません。
冷えてきたらまたロウリュすればいいのです。
日本に戻ってきて、自前のテントサウナを快適に改造していく上で、大変ためになりました。
テントサウナは、下側がツーツーなので、いまいち温度が上がりきらなくてモヤっとしていたのです。
目の前の湖にドボンしたり、スモークサウナ大はまだかなまだかなー、と覗きに行ったら火入れを見せてくれたりしました。
スモークサウナの火入れを見られるとか貴重すぎで、もうこれだけでも来てよかったよー!
スモークサウナ小が出来上がったので、早速いそいそと入ります。
出来たてなので、まだちょっと刺激臭が残っています。
サ室の中はススだらけなので、部屋の入り口にかかっているビート版くらいの大きさの板を敷いて座ります。
スモークサウナは人の一生に例えられる、という話を今回の旅で知りました。
出来立てはまだ荒々しく激しい蒸気が立ち昇り、時間がたつにつれて蒸気は穏やかに細やかになっていくという。
我々は本日おだやかになる前に機上の人となってしまうので、荒々しい蒸気を浴びていきます。
スモークサウナで電気や薪のようにロウリュしてしまうと、あっという間に高温になってしまってえらいことになるので、点滴のように途切れなく少しずつロウリュできれば一人前なのだそうですが、地元の人が結構な勢いでぶっかけるので、焦げるかと思いました。
私がサ室から転がり出たとき、室内温度111度でした。
湖にドボンしてクールダウンしたり、芝生に寝っ転がったりして、最高すぎなので、これ日本でもやりたいよねー!と激しく思いました。
そうこうしているうちに、スモークサウナ大が焚きあがりました。
大きく暗いサ室、まだ刺激の残る空気。
たっぷりとしたストーンにロウリュしていきます。
ああ、ほんとうに気持ちがよい。
はるばるここまで来てよかった。
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