天然温泉 まめじま湯ったり苑
温浴施設 - 長野県 長野市
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今回の不定期連載ミステリネタは新本格ミステリの旗手綾辻行人氏です
自分が本格的にミステリ沼にどっぷりはまったのは氏の第1作にして代表作「十角館の殺人」を読んだからなんですよね
この「十角館の殺人」どんな話か簡単に説明しますと…
物語の半年前、孤島の角島に建築家中村青司が設計した青屋敷で青司本人も含めた四重殺人が起こる
その際、青屋敷は十角形の建物、通称「十角館」を残し焼失…
半年後角島に大学の推理小説研究会の面々が向かうところから物語は始まる
一方で本土にいる元推理小説研究会員の河南孝明のもとに1通の手紙が届く。差出人の名は死んだはずの中村青司。興味を持った河南は調査を始める
そして…角島の推理小説研究会のメンバーから連続殺人事件の第1の被害者が発見される…
ネタバレになるんで詳しくは言えませんが自分はこの話の終盤の1行でアッと驚かされまして…なんというか天地がひっくり返る感覚とでも言いますか…
それで当時刊行されてたシリーズを一気に読んでしまいました
そしてこの作品では推理小説研究会の面々がお互い黄金期のミステリ作家の名前で呼び合うっていうちょっと変わった点があるんですよ
作品が刊行されたのが1987年なんで当時そんなクサイ集団なんかいねぇーよとか現実的でないといった発言が多くあったようです
そんな批評からも刊行時の雰囲気がわかって面白い
でも現在だとあまり違和感ありませんよね?
サウイキで知り合った同士が実際にお会いした時もお互いアカウント名で呼び合うのと似てますし…
十角館から始まる「館シリーズ」ですが当初からシリーズ化する予定ではなかったのを十角館を設計した建築家の中村青司が創った館が登場するという新しいコンセプトでシリーズ化することにしたってエピソードがあります
そのため幾つか変わった構造の屋敷が登場するなどそういった面からも楽しめる作品になりました
現在シリーズ9作目まで刊行されてまして作者曰く後1作品の全10作で完結だそうです
楽しみですが少し寂しいような気持ちで新作を待っています
ところでこの「十角館の殺人」漫画化もしていて現在3巻まで発行されているんですよ
自分は電子書籍で所有してますけど小説とは違った赴きがありこれはこれで良い感じ
原作を読み終わっていて漫画未読の方は◯◯のアレはどう表現してるんだろう?って思う部分は"うーん、そう来たか"って感じになってます
今回は以上です。もう少し語りたいことがあるので続いちゃいます。だから次回もマニアック!
仕事終わりからの1セット。激混み遅い時間と文字数制限の為本編は以上です
サ活から推理小説の話が聞けるのも嬉しいです🤗私は乃南アサが好きで何冊か持っています😉今頃の季節って何故か本が読みたくなる🍁読書の秋ですね〜✨
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