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なにわ健康ランド湯〜トピア

温浴施設 - 大阪府東大阪市

梵智惇聲

2023.08.10

94回目の訪問

Minoちゃんの日の分や
蘭さんの生誕祭など、
溜まった記事はあるのだがその前に、
今日のは優先的に上げねばと思い、
なにけんを去る前に涼みがてら書いていこう。

今日はレジェンドゆうさんのアウフ。

結論から言おう。
この人は魔女である。

レジェン道の人達が集結するが、
16時に宴会場を予約しているらしい、
という話を耳にして、16時過ぎに、
去年懐かしのフロント前に並んだ。
私が1番だったが、これが大行列の原因に。
申し訳なかったが、こうでもしなければ、
定位置が取れないと思ったのでやむを得ない。

しかし、その後に続く人達、
物販に群がっている人達が、
揃いも揃ってレジェン道Tシャツを着ている。
新興宗教が軍隊のような異様な雰囲気で、
どうやら階級組織になっているらしい。
こんなものが出来るレジェン道とは、
一体どんなものなのか、楽しみである。

で、その時が来た。

はっきり言ってストロングスタイルで、
クソ熱いのであるが、
それはやれ下を向いただのと、
ゆうさんが因縁をつけては、
罰ゲーム的にロウリュを重ねていくからで、
問題は発生したロウリュの扱いである。

こうタオルを振れば蒸気はこうなる、
という熱波師、ギーサーはいくらでもいる。
こんなのは明白に物理の問題だ。
ところがゆうさんは違う。
やることは同じ。
強い目のフラッグでバシッと振っては、
客の背後の壁に風をぶつけるような振り。

やることはほぼ同じなのに、
ゆうさんが頭と言えば頭に、
腰と言えば腰に熱い蒸気が降り注ぐ。
腰の時など、頭上の蒸気が来るのだから、
頭部にも熱感がありそうなものだが、
熱感が腰にしかこない。

見ていると、タオルは合図のために、
適当に振っているようにしか見えず、
号令をかけられた蒸気が、
ゆうさんの指令通りに稼働している、
という光景にしか見えない。

魔女と言ったのはまさにここで、
タオルが熱波に物理的影響は何も与えず、
ハリーポッターの魔法の杖の役割をしただけ、
という風にしか見えないのである。

しかしその魔法を使って、
ゆうさんが何をしているのかと言えば、
その風貌も相まって、世話焼きのおかん、
という感じの言動なのである。
ロウリュが見えているようだし、
客の顔色や体調も全部見抜いている、
魔女のおかんを持ったような経験であった。
なんとも不可思議なり。

なるほど、これはレジェン道が成立するわけだ。

ゆうさんが魔女なのでないとしたら、
その名の通り伝説的な名人ということだ。