スッカマ 源氏の湯
温浴施設 - 京都府 相楽郡精華町
温浴施設 - 京都府 相楽郡精華町
草創期にて、伸び代はまだある、
ということを念頭に置き、
評価と提案のみしていきたい。
まず、スッカマの方から。
薪を焚いてその煙が目に沁みる、
ということなのだから、
スモークサウナと香りの点では同じでは?
まずそれが火入れ直後の高温窯に入っての
ちょっと想像をかき立てる感想であった。
ちなみに、窯前にあるブランコ椅子、
とっても居心地良いぞ。
さて、サウナだが、
まず高温サウナはまあ期待値通り、
これだけのブームにおいて、
そう下手なものは作れまい。
オートロウリュなど、水量が多く、
石の外まで飛び出していたくらいだ。
熱波もそれに見合うだけ来る。
スーパー銭湯としては上出来だろう。
看過できないのは低温サウナ。
フィンランド様式のセルフロウリュ可能な、
80℃に満たぬ空間を作り出した、
その心意気は大いに買う。
お客が全員私であれば問題ない。
しかし、リテラシーに欠けるお客が、
あまりにも多いように感じる。
特に夜。
高温サウナと同じ入り方をしようとして、
しかしそれでは物足りないことに気付き、
数分でそそくさと出て行く人がいる。
同じことを感じて、中途半端な知識で、
ロウリュをしたら熱くなるだろうと、
ザバザバ掛ける人もいる。
石どころか、ストーブが悲鳴を上げているのに。
この低温サウナは、
高温サウナとは違った感覚で入るべき、
ということを知らない人が多過ぎる。
無論、それを責める気持ちはない。
知らないことは知れば良い。
しかし、対策をしないと、
このストーブは壊れてしまいそうだ。
まず、石を少し増やした方が良い。
設定温度も、5℃は上げた方が良い。
可能ならばお客を啓蒙する手段を考える。
今のままではストーブが可哀想である。
にしても、昼間は居心地が良いところ。
夜はただのスーパー銭湯と化すが。
また行きたい。
男
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら