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ぎょうざ湯

プライベートサウナ - 京都府京都市

梵智惇聲

2022.04.19

1回目の訪問

感激した！
これ以上望むことのない、
（実は一つだけあるのだがw）
控えめに言って最高過ぎる、
理想の個室サウナだった。

先だって、松井山手の水春にある
個室サウナの感想を書いた時、
個室サウナは性に合わないと記した。
それを撤回したりはあえてしない。
その代わり、例外はある、
そう追記しよう。

まずは13時過ぎ、
当面は火曜日も営業するようなので、
入って餃子とチャーハンを食した。
テレビにはサ道の映像が流れており、
観ていると、スタッフからお声掛けが。
そこで14時予約であることを告げた。

10分前に案内してもらった。
入ってみて、全てが期待値の、
はるか斜め上を行くことがわかった。
サウナ室のコンディション、
水風呂の気持ち良さ、
壁に囲まれた不完全な外気浴、
全てが私の感覚と心に刺さった。

実は前夜、私は意を決してあることをした。
陰毛を全て剃り落としたのである。
4/9に心斎橋PARCOでのトークショーで、
私は司会のけた氏に、（彼はしているそう）
陰毛除去の方法を公開質問した。
勿論、やる気があってのことである。
安い2枚刃の安全剃刀が案外やり易いとのこと。
そこで、まず陰毛を短くカットし、
シックの2枚刃で剃り落とすと、
案外何の苦もなく除去することができた。
結構気持ち良いものだから、
サウナーの皆さんにはお勧めする。

このように満を持してのぎょうざ湯だったが、
サ室に対してストーブが大きく、
面積の半分近くを占領している。
お陰でパワフルで、ロウリュも一杯で十分。
このロウリュが、香りも豊かなヴィヒタ漬け。
素面のいいださん仕込みの、
ストーブ上にヴィヒタをかざして、
水をかける、という技を使ってみる。
たちまち芳香が部屋に満ちる。
誰もいないのだが、松井山手の時のような、
独房に監禁された感はない。
静かな、しかし控えめな音楽や、
鳥の囀り、水の音は流れている、
そんな空間で自分と向き合い、
1人の時間を楽しめる。

最高のサウナというものは、
ちゃんと人間に寄り添ってくれるのだ。

一つ要望がある。
浴室内、露天からも見やすいところに、
時計が欲しい。
でないと、時間の管理が少し困難なのである。
つまらないサウナなら前倒しで上がるが、
ここでそれは難しい相談なのだ。

写真はここの化粧水など。
香りがめっちゃ宜しい。