ケンティ

2020.11.08

1回目の訪問

サウナでととのう条件の1つとして「静寂」というものがある。
これはおそらく人それぞれ感じるところが違く、もちろんサ室のTVを好む人や、外気浴もそこに人を感じるがからこそととのいに導かれるサウナーも多くいるであろう。
ただ僕は「静寂」を好む。騒がしい日常からふっと抜け出したような空間。ただそんな空間に出会えることは少ない。よく働く我ら日本人、そりゃあ皆サウナで癒されたいさ。

だからこそ、1度体験してみたかった「静寂=プライベートサウナ」
行ってきました。

池袋駅から徒歩3分。大通りから少し小道に入った場所に佇むラブホテル「HOTEL DOMANI」
ここは東京でも珍しいドライサウナ付きの部屋があるラブホテル。プライベートサウナが思う存分楽しめるのです。

もちろん妻と一緒にin
12時頃に入り17時まではstay OK。これで2人で8000円なら悪くない。
部屋に入り右奥にサウナを確認。
電源は切られていたのでスイッチオン。
30分程度待つとあっという間に90度に。
さぁいざ静寂の世界へ。

サウナは一段で2人程が座れるスペース。左手にストーン、壁に5分時計。
おお、90度、なかなか熱くてよい。でもこれでは当然物足りない。静寂に唯一許される音色、それはストーンが水を蒸発させるその音色である。無印良品で購入したペパーミントオイルを水に数滴。出来上がったアロマ水をストーンの上へ。
あぁたまらない。静寂に広がるその音と脳内へ広がるペパーミントの香り。
そして熱い、これぞセルフロウリュの醍醐味。
最高の8分間。さて次は。

水風呂だ。大きなバスタブに水を張る。
チラーは無いので水温自体は20度程度。でもここの水は少し違う、普通の水道水より遥かに柔らかい軟水を使用しているのだ。
さらにバイブラをON。
そして今日はかけ水などしない、まさに究極の背徳感、汗をかいたそのままにIN。
き、気持ちいい…

身体を拭き、広いベットでそのままボーッと横たわる。おおこれはくる。そして何より静かだ。このまま消えてしまいそう。

静寂に包まれながらととのう。
その時ふと違和感を感じる。なんだかととのいの時間が長い気がする。そうか、ととのう時の頭から全てがすっと抜けるような感覚と、現実に戻ってきたときの境界が、この静寂のせいで曖昧になっているんだ。

その後4セット。最高の一時でした。

明日は月曜日、現実がまた始まる。
なのになんでだろう、不思議と嫌では無い。
「静寂」が僕を曖昧にしてくれたんだな。

サウナ:8分 × 4
水風呂:1分 × 4
休憩:7分 × 4

ケンティさんのHOTEL DOMANIのサ活写真
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