松の湯
銭湯 - 東京都 板橋区
開店時間が14時とあるが、15分前くらいには既に常連と思しき年配の方が何人か店の前で待っていた。
開店と同時に入店、すぐに受付と入浴にありつけた。
受付の女性は嫌な顔もせず事務的でもなく、とても親切に利用方法を教えてくれた。
サウナ料金込の¥900を支払うとフェイスタオルとバスタオルを1枚ずつとリストバンドを渡される。このリストバンドはサウナ利用の人専用のロッカーの鍵が付いており、そちらのロッカーを使用する。
浴室は上が開放的でいかにも昔ながらの銭湯、シャワーヘッドは動かないタイプで横の蛇口を捻ってお湯が出る仕組み。全身濡らすには、入口付近に積んであるケロリンの桶に湯を張って、それをバシャっとかける。
シャンプーとボディソープは置いてあるので、そちらを利用。
浴槽は電気風呂、寝湯、バブルジェット、お茶？の湯と水風呂がある。大浴場は赤富士が描かれており、味がある。眺めながらゆっくり浸かることが出来た。別室にも浴槽がひとつある。この部屋を露天と書く人もいるが、下開きの窓がついているただの風呂部屋の方が近い。
サウナルームは大人3人入れば手狭になるような小ささだが、入ってきても自分入れて2人程度なので狭苦しい感じはなかった。
有線か何かで音楽が流れている。いかにも昭和プンプンの曲だけしか流れていないのかと思ったら、ミスチルが流れたり幅が広い。心ゆくまで楽しめた。
水風呂もキンキンに冷えすぎず、でも冷たさは十分でしっかりクールダウンできた。残念な点は、おじさんの加齢臭がプンプンしたことだ。
整い用のベンチは、別室に2脚ある。混雑時は席の確保が難しいだろう。
タオルは一式受付に返却する。店を出る時も、受付の女性は笑顔で接してくれた。心も身体も綺麗さっぱりになり、その場を後にした。
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