しろくま

今宵はあまりにととのい日和すぎてサウナ1回戦目の外気浴から魂が宙に浮いておりました。2回戦目の時には夜空に流れるミルキーウェイが見えて「これがサンズリバーなのかなぁ」と夢見心地でありました。多分飛蚊症です。
サウナに毎日通って身体の水分を取っ替えてると「口からしか水を身体に取り込めないのはなんか悔しい！身体で取り込んだ方がよくね？」と、サウナ漬けで狂ってきたか、いよいよ人間の普通に対して違和感を抱き出す次第であります。
希少種の天然水風呂を体感した者は何故か身体で水を飲む感覚を身に付けるのです。「私入った後の水風呂は少し量減るよ！」と声高らかに身体で水を飲む理論を提唱するのです。サウナーはみんな空気を読むので「そりゃ体積分の水は減るっしょ…」なんて禁句を言ってはならない暗黙の了解があるそうです。私が今作りました。
水風呂に入って「カ・イ・カ・ン…」と呟く薬師丸な人は中々見かけませんが、私は外気浴の時にふと言ったことはあります。昔の松坂慶子さん見てその異次元の綺麗さにおったまげたのが懐かしい思い出です。
今日は水曜日なのでテキトーな水風呂話をしてましたが、世間は桜が咲き始め、もうすぐ4月が来るらしいですよ。絶対嘘っしょ、まだ1月半ばの感覚だよ。
今年は1サウナ/day位の頻度で一般的サウナーレベルだと自負しております。ガチサウナーを語るには家にいる時間よりもサ室にいる時間の方が長くなきゃダメらしいですよ。フィンランド人もそんなに入ってないって…
去年からサウナ通いを始めて1年にも満たないのですが、家よりもいる時間が長いこの施設も1年の間でサウナ設備、特にととのい椅子がどちゃくそ進化しました。
白いプラスチックな可倒式の椅子からおしり穴付きのリッチ椅子の導入、東南アジアのリゾート地にありそうな可倒式の椅子、更には無限椅子3脚の導入と、この施設にサウナーの闇の力が働いてる事は否めないのであります。おかげでととのいへの可能性が爆上がりであります。春休みの学生大襲来の時すらも外気浴満喫できたからすごいです。
存在感を可能な限り消し去ってる私も、これだけ毎日通ってると受付で「いつもありがとうございます」って言われてしまってつい恥ずかしくなりました。回数券出したから出てきた言葉だと信じたいです。
今宵も素敵な夜風が吹いているのでゆっくり帰宅してぐっすり眠れそうです。

今宵は春と冬の谷間にいるような不思議な気候の中、ゆったりととのってやりました。
慣れない所のサウナは所作やマナーを気にするメモリを使ってととのうまでタイムラグがあるなーって思いました。
常日頃から通い詰めてるサウナはサウナに対して全集中、動線やサ室の雰囲気問わず自分のペースを即座に掴み取ってととのうまでの道筋が勝手に見えてくるものであります。
夜分遅くになるとおしゃべり集団が群がる傾向にあるのですが、今宵はその雰囲気の中でも自分のペースを乱す事なく、というか声も耳から耳に抜けるほどにサウナの熱を取り込もうと身体が本気を出しておりました。この本気を仕事で出せないのが私です。出さないのではないです、出せないのです🤣
今宵はひげだんという音楽を駆使した布教活動を行うダンディズムな営利団体について思考のロウリュにもがいていたのです。
その布教活動の派手さは想像を絶するもので、F1層の2人の内3人が知ってると言われるまでにこの国でオフィシャルにひげを推し進めているのです。
私も勿論信者であり、サウナと同等、それ以上の頻度で嗜んでおり、ひげだん教の賛美歌で心を救われているのです。
朝は「始まりの朝」昼は「HELLO」一服する時は「コーヒーとシロップ」反省したい時は「バッドフォーミー」マッチングアプリでウケが良かった「ビンテージ」と、とりあえずひげだん教の信者になれば現代の社会も恋も乗り越えられると言われる程であります。
サウナも例外ではなく、サ室でもよく流れている程に地上波をもひげだん教の賛美歌が流れる事が多々あるほどです。
その都度私もサ室に籠る時間が爆増してええ感じでととのうのでサ室で見るTVで教祖が熱唱してると、ととのう可能性が飛躍するのです。ちなみに半沢直樹の時も同じでした。
「熱とのラブストーリー、それはととのう道理、いざ始まればひとり舞台だ」とサウナを崇拝する歌まで勝手に妄想する次第です。
世間にアウフグースの如き熱波を掻き立て、恋煩いに悩む人々にととのいをもたらすその姿はサウナみたい🙄
サウナ入った後の音楽っていつも以上に沁みるんですよね。感覚が研ぎ澄まされてて心に刻み込む感じがします。サウナわっしょい。

「昨日の昼から30時間もサウナを我慢した！私えらい！よしサウナ！」と睡眠時間レベルに私のサウナに対する我慢のハードルが爆下がりです。
今宵は月曜なのでサウナに行く足取りも軽いものであります。サウナに行く足取りが重かった事が今までないですけど…
私がカラオケでネタ曲としてこき使ってる「日本全国酒飲み音頭」という曲があります。歌詞の内容はとりあえず何かにとって付けて酒を飲みたいやべぇ内容なのですが、最近の私のサウナに対する姿勢はまさにその歌詞と同じような感覚でした。そこに気づいた時に私は車の中で「やめてぇ！」と叫んだのはここだけの秘密です。
月曜日は会社に行ってえらいからサウナに行けるぞ〜
火曜日は土日で休んだ2日分働いたからサウナに行けるぞ〜
水曜日は週の谷間だからサウナに行けるぞ〜
木曜日は最後の力を振り絞るためにサウナに行けるぞ〜
金曜日から日曜日までは自分を讃えてサウナに行けるぞ〜って感じです。私もやべぇ人だと私はまだ気付きたくないです。
そんな戯言はさておき、今宵のサウナも3回戦、外気浴の不動の4番となった無限椅子で地球に溶け込むようにしてととのうのです。
サウナ終わり、ふとTVを見たら私が去年魂を揺さぶられた名曲「悲しい気持ち」が流れてきたのです。
なに！今時こんな曲が流れるなんて！と集中力がTVに行った時に綾瀬はるかさんのすんばらすぃ感じのココロオドルCMが流れていたのです。なんというか、すごいよ😳
浴室にいた紳士が皆釘付けになったように静寂な風が吹いておりました。
もうすぐ波乗りジョニーが恋の季節を運んでくる素敵な頃合いが近いとあって、天使になって夏の誘惑に彷徨いたくなる所存であります。
ちなみに私が1番好きなのは「LOVE AFFAIR~秘密のデート」です。マリンルージュもシーガーディアンも大黒埠頭もこの曲にハマってかちこんだ程です。
無意識に文字を書いてたらほぼ全部サウナに関係ない戯言になってました。

「薬湯、天然温泉、電気風呂、熱湯にぬる湯、そして天然水の水風呂、ミストサウナに熱々サウナ、これらの設備を兼ね備えた地へ赴き、至極のととのいへの階段というかエレベーターに乗って明日から始まる邪悪な平日に立ち向かう英気を養おうじゃないか！」と朝ウナでテンション爆上がりになった私の感性が身勝手の極意を発動した模様ですので、そんな場所あるわきゃねぇっしょ…と思いつつも意識を取り戻した時には春日井におりました。
あらら！目の前にはズギュウウウゥウンッ！と、ととのう匂いがする温泉があったのです。
颯爽と今日初めてのサウナ感満載なホラ吹きボーイとして番台的な所にいる紳士にサウナ入りたい！と言ったら「券売機でサウナの券買ってね」と優しく宥められたのです。
そんな事では心が折れる訳がない私です。
ワクワクドキドキしながら浴室エリアに飛び込んであらまびっくり。1,2人用の浴槽が羅列されているのです。
茶色く濁るバイブラ付きな夢の薬湯、これなら八百万の神も「よきかな…」と300億稼ぐ映画の一場面を彷彿とさせるおでんを煮込むような色に私もお腹が空いたのです。
岐阜の某温泉から引っ張ってきてる肌がとぅるんとぅるんになる温泉も堪能し、さあ今日最後のサウナ(予定)で月曜は向けた花道をととのえてやろうと思い飛び込んだのです。またびっくりしましたよ。
80度と書いてあって「ふんふーん、よゆーよゆー」と油断しかなかった私は洗礼を受けたのです。
「し、湿度があるぞ、めっちゃ熱い！Fuuuuu!!」と不思議な程に汗がほとばしる熱さが襲いかかってきたのです。その瞬間に昭和系ストロングの風が見えたのであります。
10分頑張って天然水な水風呂を堪能する時には薬湯効果もあって、もはや身体がサウナストーブなんじゃないかと思うほどの熱を蓄えておりました。
水風呂が2種、めーっちゃちゅめたーいものと普通に冷たいものがあります。両方とも肌に溶け込む清き水であります。
外気浴じゃああ！と外に出て本当にびっくり、滝があるんですよ、マージで。
しかも女湯と壁1枚で隔てられててちっちゃいドアが付いているのです。アレが本当の夢の扉なんだと思いました。
滝壺には鯉が遊泳しており「私は鯉になりたい」と身体がフニャンフニャンになってる感覚でととのいました。
あの滝から奏でられる音のソノリティには私も夢の通り道は夢の国や東京駅京葉線乗り場までの動く歩道エリアじゃなく春日井にあったのだと錯覚する有様でした。
薬湯でピリピリする感覚、身体の水分を天然水に交換する程の熱量を誇るサウナ、エモーショナルな要素のどれもが私をきゅんきゅんさせました。
春日井は「かすがい」と読むそうですよ。

「土日は大学生のような生活を送り、乱れ切った日常を断ち切って朝からフレッシュな気持ちになりたいというか、とにかく早朝サウナした事なかったからしてみたい！サウナに行く理由を付けたい！」と27歳になって清廉性を求める人生のリスタートを切ろうと思う私は不思議な事に大垣におりました。
ちなみに昨晩の今池のサウナから帰宅してません。
「何が清廉性だ、何が乱れ切った生活を断ち切りたいだ、ただサウナを求めてるだけ」じゃねぇかという自分の中の猛々しいアウフグースは肌に溶けるようや天然水に包み込んでしまおうと思い、6時からの朝ウナプライス600円で贅沢なととのいを堪能しようと1週間ぶりの大垣サウナとの邂逅であります。煌めくネオンは静寂に包まれた街中に煌々と煌めいております。
ど深夜とは異なり、モーニングタイムはサ室に7,8人常駐するような客入りでありました。
窓から明るさが見える頃合い、ひたすら禅問答し汗を流した後に堪能する水風呂は素晴らしい朝の気持ちに至るものです。
肌が歓喜のあまり浸透圧的に水を吸い上げるようにして身体が水を飲むのです。
朝帰りなデートの後のセカンドプレイスはアナザースカイであります。
サウナを知らなければ決して知る由のない空であります。
凛とした空気にととのい、2階に上がって少し明るさのある休憩室で横になれば自ずと魂が身体に固定するようにスッキリするのです。これが賢者なのかな🤔
昼夜問わずハイクオリティーな水質が常に保たれてる事は地下水汲み上げならば自然でありますが、その安定感は心にととのいをもたらすのであります。
純粋な水だからこそ、気持ちも身体も思う存分取り込もうとして、110度のサ室で火照りまくりんぐな身体も瞬間で引き締まるのです。
サ室で7,8人いて誰も何も話さないって結構すごいですね。最近はどこも、常におしゃべりおじさんが大増殖してる最中なのでびっくりでした。
少し一眠りしてモーニング食べて帰る清廉性のある生活を満喫したのち、家帰って寝ます。なーにが清廉性だか🤔

「週に7日しかサウナに行ってないけど、せめてその内の1回は新開拓していきたい！」とサウナに没頭する内にととのう確実性を選択する人間のととのいへの確実性を無意識に選択する事があるのです。
サウナは全国に群雄割拠、戦国時代に突入してる中、高度な領域に存在するサウナに人が集結し、そのサウナーのととのいへのリスクを犯したくない所作によるルーティンワーク化していく壁をぶち壊さねばならない気持ちに先程至ったのです。
端的に言うと「まだ知らないサウナに会いに行く」って事です。
今池は普段通い詰めてますが、ずっと気になってた所がここだったのです。だってサウナって書いてあるからね。
駐車場もあり、滞在時間による金額設定も深夜までは定額みたいな感じ、これは行くっきゃないと行動に移す時の私の加速力はサイボーグ009の黄色いマフラーレベルであります。
外観、内装がホテルみたいで女性目線な感じの休日行きたくなる雰囲気がありました。
ロウリュやアウフグース的なイベントを備え、立地も名古屋の荒木井端的ポジションの今池、女性用フロア、男性用フロア、共用フロアが存在するとあって、遠方から来るサウナーもその恐竜打線にてんてこまいでしょう。相変わらず私何言ってんだ🤔
浴室エリアに突入すると早速見慣れない「ラドン」と記載された隔離浴室が存在するのです。その他、40度ほどのバイブラに炭酸温泉と多種多様なアクティビティが待ち受けているのです。
肝心のサウナは2種、60度ほどの湿度潤いもちもち優しいサウナと90度程のドライサウナがあります。
ドライサウナは20人ほど入れる広大なスペースにストーブも3機くらいあったぞ、すげぇな。
18時のロウリュタイムにサ室へ突入したのですが、ここで私の危機を知らせるシックスセンスが発動したのです。
「初めてだし、多分下段に行った方がいい、多分アレが来る」というものです。
アレとは油断から生まれる凄まじい熱で身体が熱にやられて火傷みたいになるやつです。
換気をし、サウナストーンに水をかけるのですが、その量がえげつなかったのです。
とにかくバッシャバシャかけまくってるんですよ。サウナ通いし続けて最近は1分後の未来が見えるようになった私は「これはやんべぇ空気になるぞ！Fuuuuu!!」と思った直後に上空から赤い風が吹いてきたように見えたのです。サウナ通いし続けると見える景色がサーモグラフィー化するらしいです。
途端に上段から逃げる人の多さ、ちょっと手を上に伸ばしたら人がいちゃいけない温度であると感じました。下段でも頭からじんわり降りてくる強烈な熱で、タオル巻いてて良かったーと思ってたらなんと文字数がもう限界なんです…ごめん

3月3度目の華金！サウナ熱が高まる春の陽気に、ととのうために用意されたような夜の気候！サウナに行く事は必然、食欲睡眠欲を超えてくるサウナ欲は当然、偶然を装って2時間かけてたどり着く桃源郷は豊橋にあるのです。
平日の5連勤は普通と刷り込まれているこの国の世知辛い時間拘束力に抗うためにサウナは存在しているのかもしれません。悠久の時を経て、サウナは社会の魂の洗濯の如き社会の潤滑油として日々人々の苦労を洗い流しているのです。
そんな戯言はさておき、5日ぶりのネオン煌めく「サウナピア」の文字を見た私のファーストインプレッションは(もうととのいそう)でありました。
知れば知る程深みにハマる古き良き佇まい、最近の若者的に言うとエモいというやつであります。もう死語だったりしないよね…
そんな不思議な魅力が宿る豊橋の金字塔に突入してから不思議な事に意識を取り戻した時には生まれた姿で外の白き椅子に横たわっていたのです。この黒くどこまでも遠い天井を気持ちよく眺められるのもサウナの醍醐味であります。
平日で淀んだ心の色彩が全てあの暗闇に溶け込んで自分の中を真っ白にしてくれるのです。目に見える景色にはない心の風景が空に映るのです。何言ってるの僕？
この地のサウナを崇拝するサウナピアニストの中には外気浴スペースに敷かれた芝生の上で横たわる人種もいると伺っております。地球と一体化してる高度なレベルに達しているのでしょう。すげぇな…
サウナに行くという理由で自分はこれまでに知らなかった世界をたくさん知ることができました。車の走行距離も爆増しました。この1年で日当たり100km走ってんだもん、自動車帝国愛知こわい🥺
このサウナのおかげで国道23号という下道高速道路が夢の通り道みたいに思えるようになりました。私は伊勢湾岸道が大好きです。デートではちゃめちゃにお世話になってます。
社会人になってしばらく同じ日常を繰り返すと、自然と「なんでこんな生き方してるんだろ」と悩みに耽る事も多々あります。そんな時にサウナにどっぷり浸透すると地球との浸透圧なのか「生きてるだけで素晴らしい」とポエマーになっていくのです。魂の洗濯ですね。エヴァみたい、水風呂はLCLだわ。
幼少期の記憶がどんどん失われ、社会人としてのいろはを刷り込まれてソルジャーとなっていく大人たちの鎮魂歌がサウナにあるのかも知れないです。しらんがな。

今宵も仕事終わりの帰宅道、田園風景広がる暗闇の中歩くのに慣れた冬が終わろうとしております。帰宅中も少しだけ夕焼けの名残で少しだけ明かりを落としていたのです。陽が形成逆転、夜を押してきたのです。季節の変わり目の中、だだっ広い世界を歩いてる時にも当然この後のサウナの事を考えているのです。
サウナは季節問わず心の落とし所に導いてくれるのであります。
その上、外気浴では季節を最も精緻に感じ取れるのです。厳冬を乗り越えた者へのご褒美のような心地よい気候、ふと天を仰ぎ視野に垣間見えた空に浮かぶ鋭利な刃物は三日月でした🌙
サ室の中では滔々と自我を研ぎ澄ませ、滴る汗の流れゆく様で汗腺の努力を肌で感じるのです。
水風呂に入った時の心地よさを知っているとサ室の中での我慢も心地よさへの準備として楽しくなってきます。だってドMだからね(੭ु ˃̶͈̀ ω ˂̶͈́)੭ु⁾⁾
忍耐を知り、その先のととのいへの門戸を開く快感は毎日の癒しとなっております。
今宵もみっちりしっかりと身体の拍動を感じて生まれ変わったような気持ちで無限椅子でぐわんぐわんになっておりました。毎日のことなのに日々斬新な気持ちでととのえるのは毎日の己の些細な変化を享受できるからだと思うのです。
サウナで感性は更なる進化を遂げようとしております。感度に感動。
夜の匂いは日々変わるものであります。その変化を自分自身に落とし込んで季節を感覚に叩き込んで時間の流れを味わう自分だけの時間を外気浴で満喫できるのです。
明日は待ちに待った華金です。日曜は1週間は短いと憂いるくせに木曜は1週間長すぎると毎週手のひらくるっくるなのです。ヤンキースファンかな。
さあどこのサウナに行こうかウキウキるんるんで明日の仕事は捗らないでしょう。仕方ねぇ！😙
めっちゃととのってさあ日記(この投稿)を書こう！と思った時にとんでもない情報が届いたのです。
彼女が黒髪になったのです。
サ室にいる時より心拍数が上がった私はこういうキュンキュンな感じを味わえる感性を磨き上げてくれたサウナに感謝して、暗闇の中スキップして帰る気持ちで車で帰ります。

風吹き乱れる昼間の休憩時にもその後の仕事中もサウナのととのい戦術を考え抜く私ですが、夜になってから風が止んだのであります。
作戦変更！これなら普通にととのえるから考える必要なし！行くぞサウナ！と、思考を放棄して感覚に全てを委ねちゃおって気持ちになった今宵の外気浴の最中は不思議な夢を見ておりました。
稀に外気浴で一人の世界に没頭しすぎて無我の境地に至る節があるのです。
めっちゃ覚醒してるのに夢を見る心地に至るのです。
わかりにくく例えると自分の見ている世界を自分は全て見ている訳じゃないという事です。
瞬きを忘れる程に焦点にない所に意識を集中すると普段見えないものが見えてくるような気がします。
イッテQでたまに出てくる「一点見つめ」というものに近しいです。
現実に対してじぇんじぇん知らんぷりして自分の中の声を見ようと思う時、春によく起きる現象であります。
1年の始まりと終わりは年末年始よりもこの時期の方がより強く意識してしまうものであります。
環境も自分の立ち位置も社会の歯車としてどこを回していくかも年度の変わり目でよく変わるので私は自然とこの時期になると今年度の精算を勝手に始めるのです。
特に精算することなーんもないんですけどね。棚卸しするにしても「よーし、来年度もととのいまくりんぐわっしょい！Fuuuuu!!」で終わりです。
油断すると春という輩はすぐさま夏に引導を渡しやがるのです。毎日少しずつ変わる季節をサウナは肌も心も研ぎ澄まされた感覚で敏感に察知してくれるのです。なんとなく、ととのいの門戸を開いた後の自分はいつもより客観的に捉えられるような気がします。今日こんな感じで頑張って、多分他の人から見た自分はこうだっただろう、明日はこう頑張ろうと思ったりする機会になってるとふと思うのです。
そんなよくわからない戯言はさておき、汗腺がまた進化した模様で汗をかくまでの速さ、汗の量がまた増えたのであります。
お肌が日に日にとぅるんとぅるんになって、潤いもちもち肌に生まれ変わっているのです。私はこんにゃく畑です。
この施設は月に1度OFFろうDayなるものがあり、健美効炉というどちゃくそおっきなサウナ的岩盤浴が入湯料+100円で堪能できるらしいですよ、今日だそうです。
受付の人に「お風呂だけで大丈夫ですか？」と聞かれると「あ、今日がその日なんだなー」って心が暖かくなります。心が温かくなる理由は受付の女の子が可愛いのと、岩盤浴着姿の女性がいつもよりたくさん見かける事ができるからです。私は愚かです。

今宵も春らしい香りの漂う心地よい外気浴を満喫しておりました。
人生の瀬戸際に立つと勝手に思い込んでる27歳、無限椅子に横たわればそういうモヤっとした思いにも解法を見出せるのです。独身で一人暮らし、平日は毎日仕事行って休日はサウナにデート三昧で自然に心地よい日々で安定していいものかというふざけた悩みも「この落ち着いた今の心境でめっちゃいいんじゃねぇか！」というように。
むしろ今よりも何かすごいものって逆に思いつかんぞ…そんな事今までほんとなかったぞ…
現状に慣れると人は新たなる刺激を欲するものであります。サウナも同じように日々同じ場所でととのう日々の繰り返しから、新たなる世界の入り口を見出したくなるものです。サウナ探究心。
春風に想いを馳せる時は決まって「あの頃は良かったなー」という過去の反芻による現状に対する不備な要素が溜まってる状況下である事が多いと思ってます。それが今年じぇんじぇーんないんだわ、ほんとびっくり。日々気分がええぞい！ふおお！って感覚が盛り上がりっぱなしであります。これがサウナの力です(どん！)
思えばほぼ毎日のようにしこたまサウナに通い続けるきっかけは「家のガスが止まった」事によるものです。もはやガスを取り戻して普通の人の日常を取り戻す気持ちは微塵もないほどにこのガスのない今が日常となっております。それはそれでやんべえ人って思われそう🤔
今日はちゃめちゃにびっくりしたんですが、3月も半分を過ぎてしまいました。今月まだサウナ15回くらいしか行ってないのにもう半月であります。由々しき事態であります。時が加速し続ける最中、サウナにいる時間が日に日に長くなってるのは時が加速しているせいだと認めざるを得ません。
水風呂にいる時間が前より長くなったなと思う時に春が来たと感じるような気がします。
サ室で基本的に最上段しか見えなくなる変貌を遂げてしまいましたが、私は元気です。
最近サウナ巡回が固定化されつつあるので新開拓境地を求めて情報収集していきたい所存であります。

逆らえない運命の理、今日は宿命の月曜日であります。月曜日というワードだけで私を絶望の淵に叩き込み、もやもやっとする日々が始まるのかとサウナに通う前は強く実感しておりました。
しかしながらサウナ通いを始めてからは平日もサウナの楽しみがあるのでとても強い防波堤、サウナはテトラポットなのかなと思うようになりました。
そんなテトラポットといえばaikoさんの名曲ボーイフレンドであります。サ室でその曲を反芻すると不思議なことにサウナの曲と化すのであります。
Ah〜サウナが私の耳を熱くさせたらこのままひとりで行ける水よ〜ディープリラックスな感じでサウナに恋してる歌になっていくのです。
リアルにテトラポット登るのは本当に危ないからてっぺん先睨むのはサ室のストーブだけにしておきましょう。
大人になると胸がキュンキュンする気持ちを忘れがちになりますが、サウナは胸どころか体の拍動が大地に溶け込むように地球と一体化した気持ちになります。あのえげつないドキドキはきっと恋でしょう。生きてる実感を強く感じられる気がします。
大学時代に抱いていた「ドライブデートでaikoさんの歌を歌い合う」という可愛らしさしかない私の儚い夢がありました。
5年の時を経て結実する運びになったので、夢は持つに越したことはないなーと思いました。よしこら！フィンランドで思いっきり本場のサウナを楽しもうぞ！という今の儚い夢を抱いて今宵もととのいの夜風を受け止めて明日に向かっていきたいと思います。
サウナの方は3回回してどろっどろにととのってやりました。
鼻先をくすぐる春から凛と立つ空の青い夏への逃避行はサウナと共にあり、タオルを風が過ぎる秋中、そう気がつけば真横に彼女がいる冬という今年の明瞭な目標に向けて水風呂で息を止めて見つめる先には深い安らぎ、酔いしれる私はかぶとむしです。
「琥珀の弓張り月、息切れすら覚える鼓動」って外気浴で初めて体感できるとても深い世界観でした。

金土と東海地方を駆け巡るようにサウナ巡回をした気持ちで「いや〜これで次なる平日の荒波に突撃する英気と活力が宿りまくりんぐ、ひゃっほー！」と日曜の早朝から眠りに耽るオール後の大学生のような願いも虚しく、夕方に目覚めた私の意志は「サウナマットが黄色いサ室行ってないからまだ心は平日に行けない、やだやだ、サウナマットが黄色くてバイブラのあるととのい浴もしてないもん！日曜から未来にこのままじゃ行けないわー！」という現実逃避甚だしい妄想でありました。
ついでに夜煌々とするでっかい観覧車も見ておきたくなったので、蒲郡(がまごおり)を経由して日曜の夜、サザエさんから逃げるようにして私は豊橋に駆け込んだのであります。ほんとに日が出てる時に豊橋行った事ないんじゃね…
「サウナピア」というネオンに輝く字面を見た瞬間に精神がととのいへ誘われる予感しかしなくなったものです。サウナ脳特有のととのいの運命が見えるというやつです。サ室には黄金の精神が宿ってる的な…もうジョジョの世界だな🙄
そんな時が止まった感じのする昭和レトロな雰囲気立ち込める世界に飛び込んで熱を溜め込めば身体はたちまち社畜の魂を呼び起こすのであります。サ室に入って10分足らずで「きたきたあ！これよ！この血流が体を巡りまくる感覚！さあここからがととのいへの伏線！」と休みになると12時間おきくらいにサウナに入る私の研ぎ澄まされた中毒が生物の生きられない環境を最上のように捉え始めるのです。身体にいいものは身体に悪いと思う事からの解放にあるんかな…
熱くてたまらん時に水風呂に入ると途端にぼんやりしている気持ちも一気に覚醒へと導かれるのであります。水風呂にいるおじさんの目には不可思議な程にギラギラとした魂が宿るのもよくわかります。
「さあ！バイブラか！外気浴か！どっちだ！めっちゃ悩む！」と感覚を研ぎ澄ました私の選択は「あー！どっちもやろう！最初は外気浴！」とわがままな悩みを楽しんでおりました。
サ室にいる時間すら苦痛でなくなると、もはやサウナは水風呂や外気浴が主役という定理も撤回されるものです。
サ室からととのいへの道筋が見えるとサ室すらも心地よいものであります。ポジティブシンキングここに極まる。
2回戦目のバイブラがあまりにも気持ちよくて人間を辞めて精神が豊橋や蒲郡とかを見下ろす高みまで行ったような気がします。あの木曽川みたいに見えた川って三途の川なんじゃ…
意識を取り戻した時には私は休憩エリアにある連なったテレビの左下に映っていた「時が止まった何某」を見ておりました。この先は実際に行って確かめて下さい。男性専用の施設ならではの凄まじいものが普通にあります。
また始まる平日頑張るぞい💪

今日はホワイトデーであります。
白といえばどう考えてもたどり着くのがサ室の白い壁。白といえばサーモグラフィー的な超高温。
「汝、ド深夜、しかもデート後、贅沢の極みを費やすにふさわしい静寂と清廉、結実の朝を迎えるには圧倒的な水風呂であろうぞ。その肌に溶け込むような水を誰もいない世界で堪能する事に土日の全てを注ぎ込んでこそ、白い春を迎えるのだ。あ、ついでに黄色いボーダーを持つサウナパンツ履いた方がいいと思うよ、ラッキーカラーだからね。あとお土産に黄色の目立つ目印のあるちょっと長めのハンドタオル欲しいから、もう分かってるな？」
という簡単すぎる謎解きゲームの答えを備え持つ水の都大垣に向かったのであります。
闇雲を引き裂くようにして疾風迅雷の勢いのまま目指したサウナは夜分遅くにも関わらず煌々と煌めく「大垣サウナ」のネオン。その字面を見た瞬間に汗が噴き出るという都市伝説もある名所に赴いたのであります。
土日を跨ぐ夜だけオールナイトフィーバーでサウナ入りたい放題の夜となっております。
運命が示す透明より透明な水風呂の前に強烈なサウナを堪能する事から始めます。
温度計が示す110℃の指針、入った瞬間に耳の降伏宣言、私の心の中で大垣宣言が下されたのであります。数秒も立たないうちに汗腺が「きたか…！」と汗の通り道を全開放する感覚が私の身に降りかかったのです。サウナに慣れてくると汗を掻き出す瞬間のピリッとした感覚分かるようになるんですね、あれ面白い🤣
ロッカールームより誰一人として見かけない程に静寂に包まれた空間、サ室のTVだけが音を奏で、水風呂のせせらぎに耳をすませば無意識にサウナ魂に火が宿るのです。この時深夜3時ね、身体びっくりするわな。
当然浴室エリアも誰一人としておらず、サウナで変わる己の感覚に全集中する段取りは完璧であります。あとはいかに熱と戯れ、水風呂に身体を溶け込ませるかの勝負であります。サウナ時計が普通の時計なので、時間をも自分の感覚で数えるのです。というか、誰もいないから時間とか全く見てない…自分がサ室から出たい時だけが時間なのです。
我慢の限界の果てを知った時に水風呂はその熱量に見合う静寂と冷却を施してくれるのです。心技体全てが水と調和する瞬間、あれほど冷たい水が朝起きた時の布団の中のように包み込む感覚がビシッと来るのです。ついでに水が出てる所で手で掬ってたらふく飲んだけど、ほんとあの水身体に溶け込むんですよね、すんご。
にわかサウナーなので5回戦目終わってこれを書いてますが、ここからが本番であります。水と調和して自然となすようにしていきたい所存です。
誰もいない一人のサウナが初めてでテンション上がりますね！

1週間ぶりの邂逅と相成りました。
サウナーの1週間の念願は永遠に等しいものであります。
私もこの1週間は身体がベトコンラーメn‥じゃなくてからふろやロウリュを欲しており、時折通勤路の田んぼ道で「にんにくぅ！」と発狂する有様でした。
その念願を成就させたかのように今池に突入した瞬間から既に汗を掻き出す有様でした。美味しいものが目の前にあるとよだれが出てくるアレと一緒です。今池にいる時の私の三大欲求は熱、水、風になっておりました。
速攻で身を清め向かうは至宝サウナであります。盛者必衰の理を胸に秘めて私も温故知新の如き過去の今池との邂逅から今の感覚までを探っていたのです。今宵は熱をひたすら溜め込んで思いっきり外気に身を委ねようと本気でととのうべき日であると察したのであります。
滞在時間1時間しかいられない都合(デート)がありましたので、超短期決戦だったのです。そんな時間制約があろうとも今池のととのい力は素晴らしいのです。1回戦でととのうからね。
2回戦目はロウリュタイムであります。もはや仕事の100倍の本気の目つきで私はサ室で精神統一をしておりました。得体の知れない熱量を浴びた私にはもはやあの外に見える水こそ三途の川なのかと思う程にハイテンションの気持ちでロウリュを満喫しておりました。あの時のロウリュは風が赤く見えた😊
水風呂に入った瞬間にマリアナ海溝よりも深い世界の深さを快感として承りました。外気浴ステージまで向かう所はととのってるようでもうスリラーに出てくるあの人たちみたいな様相を示していた事でしょう。
あの寝湯みたいな所に横たわった瞬間に夜風が吹き、私の春が開花宣言したのであります。ととのいの春が来たのです。迎春。
今池の凄まじい所はその半端ない力強く来る精神補正にあると思いました。
サウナに対する高度な知略を超えて「ととのえや、我々はそのフォローを用意するから」と言わんばかりを得ない懐の深さを感じるのであります。
からふろを使用せずともととのいすぎてもう大変なものでありました。
心の家がそこにある気持ちで身も心も全集中して解放してたのであります。
1週間のマイナスな事が全て今池に洗い流された私はちょっと所用で大垣に向かうのであります。

今宵は華金であります。しかしながら雨降る夜、わがままフェアリーミルモでポン！というポケモンの後なのに3%の視聴率を叩き出してた事で有名で私が好きだったアニメを思い出してふとわがままな気持ちで雨を凌ぎつつ外気浴したい！と思ったのです。
んな所どこにあるんか！と思っても口にしてはいけないのです。私が毎日行ってるサウナがそれなのですから…
金土日はハイテンションでサウナ遠征したくなる気持ちを持っています。なんなら仕事中も次の休みの日のサウナはどこに行こうか考え耽る始末、もはや社会人として終わってるのかもしれませんが、そんな事は自分の中で認めてはならない事実なのです。サウナ通い始めてから仕事の効率が10倍に跳ね上がったんでノープロブレムっしょ。界王拳10倍。
雨強い中2,3時間かけて遠出する勇気も体力もない私はふと「おっと、最近行ってなかった！よし！イーグルでぶち熱いロウリュや禅問答ロウリュとか色々と熱を溜め込んでいきまっしょい」と今まで強烈高難度な駐車場に敬遠してた気持ちを押し潰して向かったのであります。駐車場にたくさん車がある時のあそこの駐車は渋谷のスクランブル交差点通過より難易度高い気がする🤔
最上段で常時90度ほどにも関わらず、やけに熱く感じるどころかロウリュタイムの時は身体が焼けるようになる程なので、あの7度の凄まじき水風呂もあー！気持ちええ！もなるのであります。水風呂だけで温冷交代浴の新たなる概念。
汗腺もふおお！と謎のテンションで汗かいたり引き締まったりとてんやわんやな感覚で外気浴の時に熱をぶちまける感覚は堪らないのであります。
2ヶ月前に行った時と変化点があって、ととのい椅子が大増殖しておりました。これが日本屈指の大企業が何故か本社を構えまくってる程の力なのでしょう。DENS◯やアイシ◯やジェイテク◯が本気を出せばととのい椅子はまだまだいくらでも増えそうです。てかあのバケモン達が本気出したらサウナ作るのも余裕でしょが。
今まで朝サウナという新たなる世界の扉を開いた事がないのでちょっとやってみようと思いました。
サウナのおかげで今年も花粉が緩く感じますね。

今宵のととのい絶好日和を告げたのは仕事終わりの帰宅道でありました。
帰宅しながらサウナの計画、なんなら仕事中には天候を見定め、夜の気候を複数パターン妄想、至高の領域に向かうための構想を練り上げてる不束者であります。
田園風景を眺めつつひた歩く久石譲さんの「Summer」的な通勤路も風通しがよく冬場は地獄を見ておりました。それがもう今や心地よい風が吹き、季節情緒を確かめる素敵な風と思うようになりました。風を愛する事がととのいの次なる境地なのかもしれません。しらんがな。
サ室TVでは音楽特番が放映されており私も懐かしきメロディーに心を寄せてととのいへの栄光の架橋を渡っておりました。ちなみになんの音楽流れてたか忘れました。外気浴とはそういうものです。現実を忘れ、現実を受け止める相反する境地を知る唯一無二の無限椅子であります。
心と魂と精神を選択する程の絶大な洗浄能力を持つサウナであります。記憶を洗うなんて造作もない事です。
サウナ通い始めて1年経つと「去年はこんな雰囲気でととのってたなー！」と外気浴に季節情緒が宿り始めるのです。
やるしかないなんて口で言ってみても小さな想いじゃ毎日も刹那に吹き飛ばされますが、振り回されて過ごす毎日の中で何か1つでも少しずつ前に進もうという努力があるとその継続はある時に桜を咲かせるのであります。
水風呂なんて入れないと思ってても少しずつでいいから体に水をかける所から始めて水風呂にいる時間や、サ室にいる時間を徐々に伸ばしていくと、ある時に心にこれかああああ！という何某が宿るのと一緒です。やっぱり何言ってるか自分でもわからん。
んなサウナ持論はどうでもいいのです。それよりもうすぐホワイトデーであります。
この数年モヤモヤした白い日を送ってた私も遂に全力を費やす白い日が今年来るのです。段取りは既に万全であります。自分の誕生日プレゼントの比にならない程の情熱を叩き込めるくらい私は私自身をあまり気にしてねぇんだなと思いました。サウナのおかげであまり深く自分について考えずにフィーリングわっしょいって感じになりました。感覚は思考を凌駕する事が多すぎる今日この頃です。

今宵は冬将軍がチラリズムしたように寒く、風も強い中ととのいへのファイト一発な気持ちでサ室に飛び込んだ私です。
この寒さ、水風呂で毛穴を締め上げた後に外気浴となると、サ室では12分耐久戦を乗り越えなければ私にととのいはの未来はないと断固たる決意を持っておりました。
なんとまあびっくりな事に12分後の私は汗だくなものの、あくびをかく程の余裕に溢れていたのです。身体が春というかもう夏モード入ってんじゃないかと思うまま一応断固たる決意だから水風呂で気持ち良すぎてとろけそうになった勢いのままコールマンの無限椅子に腰かけたのです。
そこはもうゼログラビティの世界、地球も宇宙の一部だと、壮大な人類爆誕までの歴史が身体の中を通過した心持ちでした。ととのったということです。やったね！
今宵の寒さでは2回戦目以降は1回戦目よりも外気浴のの時間が減るようになってしまったのです。冬将軍つよい。
いい感じで今宵も私の心は続く長いととのいへの一本道をひた歩くスタンドバイミーな青春の風を浴びながら大気と一体化しておりました。春はもうすぐそこであります。めっちゃこわいね(・ω・)
やっと冬将軍と仲良くなってきたと思ったらもう春のお出ましであります。幸いにも花粉軍団の襲来に我が目鼻軍もそこまで目立った被害を被っておりませんが、サ室で全開放したありとあらゆる油断という穴から花粉はいともたやすく総攻撃を仕掛けてくるのであります。
サウナパワーで「花粉よ、そこをどけ、ととのいが通る」と胸を張って立ち向かっていきたい所存であります。
サウナ業の最中は不思議と花粉症とは逸脱した世界に行けるのであります。花粉が気にならないくらい感覚が研ぎ澄まされてるしな🤔
サ室でも花粉に悩むサウナー達が目に見えない何かと戦ってる姿を散見致しました。
理論的じゃなく感覚的にサウナで花粉をぶっ飛ばすくらいポジティブになれるので、サウナってやっぱりすごいですね。洗脳。
まだ週の半ば、水曜日でありますが、現実を無事に水に流して明日も頑張って行けそうであります。

流れる季節の真ん中でふと日の長さを感じる今日この頃であります。
レミオロメンの某楽曲が示す今日でありますが、その曲すらも今宵はサウナの曲と化してしまったのです。
瞳を閉じればサウナが瞼の裏にいる程の熱量、3月の風にととのいを乗せてサウナの扉は水へと続きますね。
今宵は素晴らしくととのいにふさわしい天気であり、新たなサウナ世界の入り口に立ち気付いたことはひとりじゃないという事でした。
この一年でどれほど熱に強くなれたでしょう。年から年中汗だくの日々を過ごし、冬の寒さも春風の温もりも熱波に誘われてしまいました。サウナにハマり始めた時にあった水風呂に入る時の危機感はもう瞼の裏にもいないのです。
日々の徒労やストレスも外気浴の最中、天を仰げばそれさえ小さい悩みだと気付くのです。
露骨に3月9日に犯されまくってますが、流れる季節の真ん中って感覚は毎年この時期にひしひしと感じるものです。
夏の暑さや冬の寒さは年に1度のことですが、この時期の風や気候は秋にもあって、年に2度味わえる数少ない時期なのです。
去年の春と同時に秋も思い出してこの1年何してたんだっけなーってふと思うのです。ほんとにデートばかりしてました‎٩(๑ᵒ̴̶̷͈̀ ᗜ ᵒ̴̶̷͈́)و ✧
この1年で女性に会わない1週間が1度もない程に凄まじい感じでした。それ以前は3年くらい女性とプライベートで会う事なかったんですけどね😆
サウナにハマってからというもの、謎に精神が安定したらしく、随分と雰囲気が変わったそうです。しらんがな。
サウナにハマるとモテるって事はサウナーだけの秘密にしておきましょう、おじさんとの約束です。
300人友達が増えて299人友達がいなくなってもへこたれない精神力はサウナで鍛えられたと思います。
親しくしてた人に既読無視されたらサウナに行く理由になりますね。デート当日に先方が体調不良でドタキャン、そこから一切連絡つかない時もサウナですね。めっちゃ会いたいと思うほど素敵な人だと思っていざ会ってみたら謎のビジネスや怪しげな商売を持ちかけられた時もサウナに行きましょう。サウナは全てのモヤモヤを青空に飛ばしてくれます。流石サウナァ！٩(๑• ³ •๑)۶
よし、おうち帰って寝よ(๑･̑◡･̑๑)

「サウナの日後夜祭として今日はサウナに行くぞー！」とサウナは人をポジティブに仕立て上げるように今宵もととのいへの扉をノックしたのです。KNOCKIN' ON YOUR DOORっていう素晴らしいサウナ的名曲を聴きながら春の夜に導かれていざサ室へ。
月曜日という圧倒的強者の現実を逃れるのにサウナがこうかばつぐんなのです。
この時期になると、つじあやのさんの「風になる」という猫の恩返しで一世風靡して30代前半の紳士淑女に絶大な支持を集めている楽曲に心を委ねたくなるのです。私はもちろんサウナな曲に聴こえる病から逃れようがありません。
外気浴の最中は誰でも風になれるのです。
サ室の熱なんて春風に変えてやるのです。
日の当たる坂道を自転車で駆け上る気持ちで汗を流し、走り出す恋の歌のように水を愛し、星空に輝いてる汗が揺れる明日を見つめてととのうのであります。
サウナは3回回し、明日に控える「3月9日」という名曲のそれの日を意識せざるを得ない門出の時を今年も思い返す儀式が始まるのです。
年々卒業ソングが色褪せてくるほどに日々の徒労は心の大切な過去をアウフグースで吹き飛ばしていくのです。
ヴィヒタでペチンペチンされるように社会の歯車として忙しなくゴールの見えない戦いの日々、更にはこのご時世もあってサ室に人がひしめき合う状態や以前は当たり前だったサ室での会話の普通も普通ではなくなるのです。私みたいなサウナ=ひとりなタイプは頭の中でめちゃくちゃお喋りしております。
私の場合、ひとりでいる時間がめっちゃ長くなって、静寂が自然となって心を閉じ籠らせる兆候があるのですが、サウナに行くと人がいるので幾分孤独な気持ちが紛らわされるのであります。
サウナは寂しさを感じずに自分の世界に入り込みやすい環境なのです。だから毎日行っちゃうんだわ😆
GWまであと何週間を意識してカウントダウンを始めた私の今宵は桜咲く春を待ち焦がれるたんぽぽみたいでした。最近空ばかり見てるからたんぽぽ見なくなったな🤔

今日は80度越えの岩盤浴、ほとんどサウナを誇るこの地にととのいの羅針盤が示し、私は導かれたのであります。
とはいえ、日曜、更にはデート中なのでゆるふわなサウナで明日からの激闘平日決戦に備えようと思っておりましたが、この岩盤浴がサウナの次なるスイッチを入れたのであります。
通常の岩盤浴のイメージとは一線を画すドーム型の中に敷き詰められたタオル、そこに横になって80度越えの空気の中にいると、普段サウナで鍛え上げた汗腺が「本日も仕事か！」と信じられない働きを見せるのであります。
岩盤浴といえば硬い石の上にタオルを引いて寝るため、個人的に寝心地との戦いでありました。しかし、この岩盤浴はタオルがたくさん敷いてあるので私は完全にリラックスして汗をじんわりかけるのです。
そうしてサウナに対する予行練習、準備運動を終えた後に本丸に突撃するのであります。
サ室は広々とし、6段ほどの階段で構成、最上段から天井は1mないくらいであります。
90度とはいえ岩盤浴補正で既に2,3回戦目と同等の汗腺の元気ぶりは凄まじく、サ室入室1分後には初汗のしたたりが感じられたのです。歴代最速だわ😆
水風呂も大変心地よく、特に外気浴スペースの景観がたまらないのであります。
岐阜と愛知の国境を示す名川木曽川であります。うねりの部分に位置しており、激流や川のせせらぎを耳にしてととのいへの門戸をこじ開けるのであります。木曽川の看板に書かれた英語表記はKisogawa Rivであります。ムムムッ！
明日からの英気をバチコンととのって養って今日もとても有意義なラストエリクサーな1日でした。