しろくま

2021.05.03

1回目の訪問

大自然に憧れる27歳の春、アラサーという深みのある沼に両足を突っ込み、振り返れば青春、もうそこには2度と戻れない気持ちに至ると今を一生懸命生きようと願うのです。天気も良く、今日は長期休暇の谷間、時の流れに逆らうのはなんかちょっと悔しいという気持ちでおりました。ととのった後によくある不思議な感覚ですね。
あの頃の止まった時は多分山の方にある気がする!と強引にこのサウナを堪能する心構えを作ればこっちのものです。
そんな戯言は富士山須走口に置いておいて、GWのように時間と心にゆとりを持ってないと中々足を運べない場所に行きたくなります。たどり着いた所は常に静岡と領土争いを繰り広げる赤き山、富士山の麓にあり、外気浴中は壮大雄大広大な景観で心がぶち上がる彼の地であります。
本業は当然ホテルなので、構えも立派な白い城な感じでラウンジや、受付の方もコンシェルジュみたいな正装です。ぼくみたいな少年に毛が生えた偽りの大人が立ち向かって大丈夫なのかと不安になりましたが、とても優しく接してくれました。富士Qサウナハット買お。
導かれるように地下1Fに潜む満天星の湯に行く前にとりあえず2Fにあるインフィニティなシンガポール的浴槽を持つ空と風呂の境がわからなくなる温泉に浸かりました。人が誰もいなく、富士の大絶景を独り占め、視覚だけでととのってしまったのです。よーし帰ろう!と刹那に思ってしまいましたが「満天星の湯だろうが!日帰りだと夜中に温泉は楽しめないですが、今の私のサウナ妄想力なら太陽も月となり、雲は星雲のように偽装してしんぜようという決意に満ち溢れておりました。泊まりで来る程のお財布パワーが今の私にはないだけです。
流石は県内トップの人気施設、入場制限で14-18時のサウナ日帰りタイムで15時には日帰り客を締め切る仕様でありました(ここ1番大事なポイント、他は読まなくても大丈夫です)
浴室に入ってびっくり、若い人がどえりゃーおりました。その大半がサウナハットを装備する賢者揃い、サウナ魔王を倒すドラクエパーティーのようにサ室は静寂に包まれておりました。
サ室6人制限があり、基本的にサ室は常にパンパン、出待ちが数人並んでる様相でした。
15時17時にアウフグースが確か明日まで開催されており、私は耳がやられて途中離脱しました😆
富士Qのロゴが旗となりたなびく晴天、流石はナガシマグループと常に闘争を繰り広げる結社であります。
山頂は少し雲隠れしておりましたが、とてもいい天気で外気浴の最中に体に当たる木漏れ日、直ぐに水分が捌ける仕様です。
中央道、東名ユーザー共に行きやすい立地にあり、まさに権力の通り道のようでありました。夜の景色を見たいですね😆

しろくまさんのホテルマウント富士のサ活写真

  • サウナ温度 90℃
  • 水風呂温度 16℃
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