六条温泉 喜多の湯
温浴施設 - 岐阜県 岐阜市
温浴施設 - 岐阜県 岐阜市
3連休の北陸探究の旅路を華麗に締めるべく、心が導いた場所はととのい畳から送電線を眺める事が出来る喜多の湯であります。
送電線を眺める事は個人的に大きなメリットがあるのです。真っ新な気持ちで頭の中を空っぽにして何か不動のものをずっとボケーっと眺めると気分がスッキリするのです。特に送電線は不動かつ何本も平行になって空を流れているため、焦点を合わせたり合わせなかったりして決まった本数の送電線が増えたり、無くなったら見える事を楽しめるのです。それが楽しみになるほどに、ととのい畳には大地と一体化して無になれる素質があるのです。
徹底的に桜を、春を身体に叩き込んだ後のサウナは格別のものがあります。ギアが1つ上がったような心持ちで身体に蓄えられる熱量も大きくなるのです。汗をしこたま流し、迎える水風呂は恍惚の領域にありました。
社会人になると自然と心の何かを閉じ込めてしまうものです。その膨れ上がる風船のような狂気を爆発させないように更に壁を強固にし、何も見えない屋上に向かって続く大人の階段を不安な気持ちで上るらしいのです(個人の見解です)
風船の空気を抜かないとある時に割れ、取り返しのつかない事になるのです。それを黒歴史と呼んでおります。
我慢ならない事があったり、今を脱したいけど、脱する程の覚悟も勇気も、その先の未来予想図もないDREAMS NOT COME TRUEな時にこそサウナは至高の領域を見出す感性を与えてくれるのでしょう、多分ね。
ゆっくりと流れる自分の時間を自分だけのために費やし、生きてるだけで素敵な気持ちにさせてくれる優しい気持ちになって膨らみ続けてる風船の悪意を萎ませてくれるのです。
個人的にはデート後はこういう不思議なポエムを書き出すのでサウナに全て押し付けていけるだけでも大儲けであります。答えを急ぐ事はないって松山千春さんも言ってますし、また明日が迎えられるだけでもほんとすんごい事だと思って今宵もととのいの桜並木をひた歩いていきます。
GWはよ来ないかな🤔
男
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