大垣サウナ
温浴施設 - 岐阜県 大垣市
温浴施設 - 岐阜県 大垣市
今日はホワイトデーであります。
白といえばどう考えてもたどり着くのがサ室の白い壁。白といえばサーモグラフィー的な超高温。
「汝、ド深夜、しかもデート後、贅沢の極みを費やすにふさわしい静寂と清廉、結実の朝を迎えるには圧倒的な水風呂であろうぞ。その肌に溶け込むような水を誰もいない世界で堪能する事に土日の全てを注ぎ込んでこそ、白い春を迎えるのだ。あ、ついでに黄色いボーダーを持つサウナパンツ履いた方がいいと思うよ、ラッキーカラーだからね。あとお土産に黄色の目立つ目印のあるちょっと長めのハンドタオル欲しいから、もう分かってるな?」
という簡単すぎる謎解きゲームの答えを備え持つ水の都大垣に向かったのであります。
闇雲を引き裂くようにして疾風迅雷の勢いのまま目指したサウナは夜分遅くにも関わらず煌々と煌めく「大垣サウナ」のネオン。その字面を見た瞬間に汗が噴き出るという都市伝説もある名所に赴いたのであります。
土日を跨ぐ夜だけオールナイトフィーバーでサウナ入りたい放題の夜となっております。
運命が示す透明より透明な水風呂の前に強烈なサウナを堪能する事から始めます。
温度計が示す110℃の指針、入った瞬間に耳の降伏宣言、私の心の中で大垣宣言が下されたのであります。数秒も立たないうちに汗腺が「きたか…!」と汗の通り道を全開放する感覚が私の身に降りかかったのです。サウナに慣れてくると汗を掻き出す瞬間のピリッとした感覚分かるようになるんですね、あれ面白い🤣
ロッカールームより誰一人として見かけない程に静寂に包まれた空間、サ室のTVだけが音を奏で、水風呂のせせらぎに耳をすませば無意識にサウナ魂に火が宿るのです。この時深夜3時ね、身体びっくりするわな。
当然浴室エリアも誰一人としておらず、サウナで変わる己の感覚に全集中する段取りは完璧であります。あとはいかに熱と戯れ、水風呂に身体を溶け込ませるかの勝負であります。サウナ時計が普通の時計なので、時間をも自分の感覚で数えるのです。というか、誰もいないから時間とか全く見てない…自分がサ室から出たい時だけが時間なのです。
我慢の限界の果てを知った時に水風呂はその熱量に見合う静寂と冷却を施してくれるのです。心技体全てが水と調和する瞬間、あれほど冷たい水が朝起きた時の布団の中のように包み込む感覚がビシッと来るのです。ついでに水が出てる所で手で掬ってたらふく飲んだけど、ほんとあの水身体に溶け込むんですよね、すんご。
にわかサウナーなので5回戦目終わってこれを書いてますが、ここからが本番であります。水と調和して自然となすようにしていきたい所存です。
誰もいない一人のサウナが初めてでテンション上がりますね!
男
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