地図からサウナが探せる！

林檎の湯屋おぶ～

温浴施設 - 長野県松本市

しろくま

2024.08.12

1回目の訪問

片道6時間をかけてこの施設に足を運ぶために長野県松本市に来たのです。長野県を北上してT◯◯ S◯U◯Aも行くと見せてこの施設だけなのです。
松本城は見に行きますよ、だってせっかく来たんだもん！その後すぐ帰る私の突発的サウナ探究心に歯止めを効かせてくれる理性はもう水風呂に沈んでしまったのです。
信州の名の下に魔境山梨の先の世界を行く事は5年ぶりだったのです。私の中では新世界。
おぶ〜という名前からなんかワクワクしますね、永遠の思春期をこの施設で思う存分堪能したいと思いました。
りんごアレルギーなので、もしかしたらアレルギー反応が出るかもしれないと思いましたが、そんなものは施設に入れば杞憂と確信するのです。
ありとあらゆる闇の情報網から「この施設は行った方がいい、とにかくゴールドエクスペリエンスだ、飛ぶぞ」と意味深すぎる教示を賜って私は浴室に入ったのです。まず駐車場がたくさんあるのに激混みなのです。私の唯一の才能とも言える駐車場に異常に強いセンスを発揮して5秒で出る車を見抜いたのです。この時点でととのってました。
注意すべき点は1つ、靴箱は緑らっこ帝国システムです。男女別の靴箱があり、それがロッカー直結なのです。
女性用の靴箱に放り込んで鍵持ってたら店員さんに貴様は日本男児だろ、矜持はないのか？と言われそうになるミスを犯しましたが、とても優しく修正してくれました。危うく更衣室のロッカーで私は発狂する所でした。
浴室は賑やかでかつ、サウナー特化型な雰囲気がぷんぷん漂い過ぎて五感を研ぎ澄ませなくてもととのいへの道標が拓かれたのです。
サ室は2つ、普通じゃないけど普通の30人くらいいけるでかいオートロウリュサウナざっくり90度と、7人ほどのセルフロウリュサウナ85度くらいであります。
この時点でスパ銭の領域を超えてきましたが、心が燃える要素はまだまだあるのです。
水風呂には伏流水が使われて清廉かつ、露天の壺水風呂は飲めるという事で私の本当の戦いの舞台が整ったのは自明の理であります。
7人の侍が宿るセルフロウリュサウナでは見慣れない文明の利器がありました。普通にロウリュしますって言った後に待て待て、こいつどうやって水組んでストーブに注ぎ込むんや！と驚きのあまりロウリュ前から心が燃えました。
最高の水風呂を体の外も中も両方ともに流し込める露天壺水風呂に私は軽く宙を待っていたのです。
外気浴ととのいエリアも豊富過ぎてサ室の収容人数くらいはととのえる物量、国宝がある市はレベルがちげぇな！と感動したのです。
サマーウォーズの舞台周辺なので、サウナという夏を極めた万全の構えは私もよろしくお願い申し上げますとこの後6時間かけて帰る覚悟を持つ事が出来たのです。