竜泉寺の湯 八王子みなみ野店
温浴施設 - 東京都 八王子市
温浴施設 - 東京都 八王子市
どうやらリニューアルオープンしているという情報を得て、向かうのは自然の通りなのであります。
駆け足で向かうこの施設、その進化は如何なるものかとワクワクして颯爽と浴室に飛び込んだのです。
目に見えるのは不思議な設備、シングルの水風呂にロウリュ付きのサウナ、この進化は竜泉寺のドエグい資金力を感じさせるものがあったのです。流石はサウナ界のドジャースであります。信じがたいその進化を堪能するにはまずは以前と同じものを体感しなおして新設備に立ち向かわなければならないのです。
水風呂も露天エリアに装備されて、もはやサウナー用の設備に変わっていたのです。サウナハッターも多く見受けられたのです。
名古屋でもあんなんねぇぞと思いながらも露天エリアにあるロウリュ付きのサ室に足を運んだのです。
アリーナ型で中心にあるサウナストーブは石が敷き詰められてるあの感じであります。
15人ほどは入れる大きさでサウナストーブの上には20年前に世間を賑わせた頭皮マッサージのような謎の配管があったのです。
ロウリュを行うのはサウナストーブ上空ではないという新しい要素、謎の場所に水を注ぎ込めば頭皮マッサージ配管から水がチョロチョロするのです。
誰でも普遍的に水を注げる仕様なのかと驚きのあまり汗をかいていたのです。
人は目からではなく体からも感動の涙を流せるのだと感嘆の意を表して私も先を見計らってロウリュを行ったのです。
熱を蓄えた身体には浴室内にある超冷水風呂と名を打った7,8度くらいのクッソちゅめたい水で清めるのが理想なのであります。いぇい。
心はその水風呂に置き去りのままで加速していくビートはYOASOBIのそれなのであります。サウナで作った歌詞なのかと思わざるを得ない脈打つ身体に外気は答えを応じてくれるものであります。
僕にとって本当に大切なものを教えてくれる青春の刹那を身体に叩き込めるのがサウナだったのだとどこまでも響き渡る身体のビートが生きた心地を与えてくれるのです。
三が日を過ぎたとは思えぬ客入り、更衣室では年末年始の締めを迎えようとする社会闘争民族の咆哮が聞こえてくるような感覚に至るのであります。
僕はこの非力を嘆いていると震えて待ってるだけの連休明けの狂気も、このサウナであれば多少前向きな気持ちになれるものだと驚いたのです。
炭酸泉で心の声に耳を傾けると、名古屋からの帰れコールが聞こえてガン無視したくなるのであります。
この痛みは思春期のそれなのか、社会闘争の開幕目前のストレスなのか、そんなちっぽけな事はどうでもいいのです。
一段と進化を遂げたサウナ界のドジャースの行方は、立川と日々血も涙もない闘争を繰り広げる八王子市民のアンセムが聞こえてくるようであります。
男
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