富士見湯
銭湯 - 東京都 昭島市
銭湯 - 東京都 昭島市
2年ぶりの富士見湯!ここはサ室で背中の芸術が拝める希少な銭湯サウナ!さあ行こう!
夏場の蒸し暑さは異次元の領域に突入する昼下がり、外なのかサ室なのか人間の感性ではその相違点を見極める事が難しくなる瀬戸際、人生の瀬戸際立つ私の矜持は友人からのアウフグース張りの熱い眼差しを集めるこの施設でのニューウェポンな特権有料外気浴設備にあったのです😁
蜃気楼が至る所で漂う島国昭島、そのアパートメントジャングルの一角にポツンと一軒家な設備こそ多摩全域にその名を轟かせる不死身湯なのです。
この施設に昼頃入ると浴室の壮大な壁画よりも目立つ、芸術は人体に宿ると言わんばかりを得ない静かなるドンで見た事ある何かなのです。
しかしながら名古屋の銭湯と違うのはとても静かなのです。名古屋の銭湯だと芸術家さんが芸術祭のような席取りやらサウナ奉行と化す恐ろしい光景が広がる一方、富士見屋では穏やかな感じでありました。
サ室も外気浴もリノベーションして、有料化、その真価を確認することはこの夏休みの唯一の予定だったのです。
夏休み初日に2回デートして2人音信不通になる大失態をやらかした私のやつれた心はこの沈黙のサ室で汗とともに流れていったのです。
外気浴は200円!サウナは300円!入浴は520円!その資本主義の縮図を堪能した私は思ったのです。水風呂がもっと広かったら…と。
外気浴で思いの丈を空にぶちかまして私のお盆ドロンが開幕したのです。過去を捨てる旅はここから始まるのです。100人以上くらいに会ってどれだけの人と絶縁になったか、私は貝になりたい。
男
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