しろくま

2023.01.06

1回目の訪問

歩いてサウナ

遂に竜泉寺界隈の原点にして頂点とかいう名古屋は守山にあるガチ竜泉寺の麓に聳え立つこの施設に足を運ぶ事になったのです。
つい先程まで偶然この辺で会食を済ませて朧げな気持ちの中闇に堕ちそうだった救いを求める私にその手が守山の方から差し伸べられたのです。
この施設に来た事が今までなかったのはちょっと遠いのと仲がいい女の子がそこないねぇからだけであります。サウナは勿論のこと、気になるのはこの施設の露天風呂の絶景だったのです。
駐車場の広さに心躍る中、館内に入ってその得体の知れない芳しい芳香に魅了されたのです。良い香りは心を凛とするものであります。ガチ竜泉寺も行きたかったのですが、あいにく親戚に不幸があったので、そこはちゃんとしているのであります。喪に服す時間にデートバシバシこなしてる私もアレな気もしますが、いずれにしろそれ以前からデートは決まっていたことなので致し方ないのです。
サ室は「あれれ〜とても豊田の竜泉寺に近い何某を感じるぞー」って感じでした。
あっちは20回くらい行ってるし、本日の打ち合わせ相手もまた竜泉寺死ぬほど行き過ぎて盤面が見えるようになったというシックスセンス持ちでありました。
はやる気持ちを抑えきれない私はサ室ではなくなぜか露天風呂に向かったのです。
インフィニティな浴槽があって、風呂の淵が霞がかる仕様になっているのが衝撃でありました。リッチ温泉のアレだったのです。
高台に聳え立つ露天風呂から見渡す春日井らへんの大自然豊かな景観に魅了されたのは言わずもがなであります。
遠方には雪山見えるほど透き通ったその景色はあまりにも季節が冬であるという強迫観念に駆られるものであります。
今日明日の打ち合わせダブルヘッダーをこなし続けてかつ、新たなる得意先とのセッションの支度に勤しみつつ、自宅の大掃除をひたすらサボタージュしている私はなぜ今こうして穏やかな気持ちで温泉に浸かっているのか不思議でならないのです。
本業をふと思い出してサ室に飛び込んだのです。サウナーを完全に忘れて露天風呂の心地よさにうつつを抜かしていたのです。壺の泡湯ほんと最高、あれは神の息吹。
サ室は30分に一回オートロウリュがあるそうです。00分は強いやつ、30分は優しめロウリュだそうです。どっちもとてもまろやかで愛情に包み込まれるようなロウリュでありました。ホームのロウリュはやっぱり頭おかしい。
時間は昼過ぎだった事もあり、人もそんなに多くはなく、とても穏やかなサ活を堪能出来たのであります。
遅すぎた始まりに対して何を憎めば良いかもわからない日々がまた始まろうとする中、こんなにリラックス出来たのはとても有意義で素敵な時間だったのであります。

歩いた距離 0.1km

  • サウナ温度 80℃
  • 水風呂温度 16.2℃
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