しろくま

2021.10.09

1回目の訪問

歩いてサウナ

近年、ありとあらゆるサウナメディアがこぞって人気施設を取り上げる中、こっそりとサ道でも取り上げられるほどに話題沸騰の完全感覚Saunnerになれる場所が街中の至る所に潜めて点在しているものなのです。この街にも私のまだ知らないサウナの隠し扉が存在しているのです。
無論完全おひとり様、サ室は110度越え、露天風呂もあるため水を蓄えられ、更には外気浴用のアジアンテイストチェアーまで備わっているという、サウナーが涎と汗を撒き散らす事は確実と言われる有能さなのに、驚愕のサ活投稿0というにわかには信じ難い幻のサウナにようやく辿り着く事ができたのです。試行錯誤を重ねて、5回目のトライで遂に辿り着くユートピアでありました。
サウナはいつ行ってもととのえるという固定概念を覆すような運ゲーを勝ち抜がなければならないのです。無論このサウナに行くという事は表には出せない者も多いのかもしれないのです。
しかし、受付にて702というVIPフロアが光っている様を見た瞬間に私のととのいへの光明は明らかに拓かれたのであります。
入室即座にサウナスイッチをぶちかまし、露天風呂に水を蓄える。空を見上げれば煌々と煌めくスターライトのネオンと規則正しく散りばめられた星のゆらめく様を眺めつつ、サ室の温度をちょくちょく夏休みを待ち望む子供のような心持ちでその時が来るのを待っていたのです。
サ室は無論1人用のとても狭い空間にも関わらず、木の気高い香りが立ち込め、清潔感にあふれているのです。確実にこの施設にはサウナーの闇の力が働いているのは即座に肌で感じ取れるのです。
時は来たのです。110度という指標、その辺の大衆サウナとは一線を画す熱さ、湿度が皆無のからっから具合、ここには数知れない蒸務取締役が隠密に勤怠を刻んだ歴史があるというヒノキの香り高い刺激に私の肌はもうオーバーヒートしそうなのであります。
サ室に飛び込みわずか数分で込み上げる熱量、喉の渇きも凄まじいのです。めっちゃからっからよ。
一般的なサウナには決してないととのいへの我が道を行くだけの一本道をひた歩き、全てが自分のタイミングでことを進められる快感に溺れる事ながれ。露天風呂に蓄えたはちきれんばかりの水にその身を投じれば三河安城、別名スリーリバー安城の夜空にはミルキーウェイが見えるようであります。秋の虫の囀りしか聞こえない空間、何故か2人用も備わってるアジアンテイストチェアーに腰掛ければそのひとりの空間を心の奥底から警戒心皆無のダメ人間になれる安心感も相まってととのい開かずの扉が容易く開かれたのです。
繰り返される禅問答、何故に私はふたりでうぇいうぇいする所にひとりでミルキーウェイを眺めているのでしょう🤔

歩いた距離 0.1km

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